「2分の1成人式」4年生が一堂に会する
大人(20歳)までの中間地点に立って……

全員合唱で『音楽のおくりもの』を
歌う子どもたち
一貫教育プロジェクトでは、4年生の総合的な学習の統一単元として「2分の1成人式」に取り組んでいます。大人(20歳)への道のりの半分に達した10歳で、これまでの自分を振り返って感謝の気持ちをもったり、今後の自分の生き方について考えたりする機会にしようというものです。各小学校で「2分の1成人式」を行い、町内小学校合同の「2分の1成人式」を2月16日にエスペランス丸山で開きました。
4小学校の4年生が一堂に会した「2分の1成人式」では本当の成人式さながらの内容で、町長など来賓の出席もありました。また、1月に成人式を終えたばかりの新成人からは「好きなことを思いっきり楽しみ、友達を大切にしてください」とメッセージが贈られました。
子どもたちは、学習してきたことを発表したり、交流会を行ったりして親睦を深め、10年後の成人式での再開を誓い合いました。
4つの小学校で取り組んだ2分の1成人式を紹介します。
- 〈東部小学校〉
- 総合的な学習の時間に調べた「生まれてから」、そして、自分の「今」「将来」について1分間のスピーチにまとめ、原稿を見ずに堂々と発表しました。
- 〈英比小学校〉
- 各学級で「2分の1成人式」を行った後、学年で「2分の1成人式」を行いました。実行委員と有志による劇の中で家族に「20歳になったときの気持ち」をインタビューしたり、担任から「命のおはなし」の読み聞かせを聞いたりしました。
- 〈草木小学校〉
- 自分の生い立ちを振り返り、今できることや将来の姿を考えました。「ゴミ減量作戦」「福祉について調べよう」「自分の夢」などについて発表しました。保護者からの手紙には、子どもたちの成長に対する思いが込められていました。
- 〈南部小学校〉
- 「今、伝えたいこと」というテーマで、両親やお世話になった方への感謝や、将来の夢など、自分の気持ちを保護者の前で堂々と発表しました。
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