生活習慣病を予防しよう
2月1日〜7日は生活習慣病予防習慣です
生活習慣病とは、体の負担となる生活習慣の積み重ねによって引き起こされたり、悪化したりする病気で、心臓病、高血圧、糖尿病、がん、脂質異常症などがあります。
高血圧、糖尿病、脂質異常症は自覚症状が出にくく、自分で気づかないまま進行していく場合が多いため、サイレントキラー(静かなる殺人者)と呼ばれています。放置したままでいると、心疾患や脳血管疾患を引き起こす原因にもなります。
日本人の死亡原因の上位3位は、がん、心疾患、脳血管疾患で、すべて生活習慣病です。健康で長生きするためには、生活習慣病を予防することがとても重要です。
生活習慣病を予防する方法
(1)適度な運動をする
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激しい運動よりもウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を、週に3回20分以上続けることで、脂肪を効果的に燃焼させることができます。
今まで定期的に運動する習慣がなかった方は、突然激しい運動をすると、かえって体に負担を掛けてしまいます。少しずつ歩く機会を増やし、徐々に運動習慣を身に付けていきましょう。
- (2)バランスの良い食事を取る
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食生活の変化(欧米化や外食の増加)により、脂肪や塩分を取り過ぎたり、ビタミンやカルシウムが不足したりするなど、栄養バランスが偏りがちになっています。
普段の食事を見直し、野菜や海藻、魚を多く取り、糖分や塩分、脂肪は取り過ぎないように注意しましょう。
- (3)休養をしっかり取る
- ストレスも生活習慣病に大きく関わっています。毎日の入浴や睡眠で体をしっかり休め、趣味など自分の時間を持ったり、親しい人との触れ合いで心を癒したりするなど、ストレスを溜めないようにしましょう。
- (4)たばこを吸わない
- たばこは肺がんをはじめ、全身のがんになる確率が高まるだけでなく、動脈硬化を引き起こしやすく、心疾患や脳血管疾患などになるリスクも高まります。
- (5)酒を飲み過ぎない
- 百薬の長といわれる酒も、飲み過ぎると健康を損ねます。量はほどほどにし、週に2日は肝臓を休める「休肝日」を設けましょう。
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