たばこによる健康被害を知ろう
禁煙・分煙を心掛けましょう
皆さんはたばこが体に与える影響を知っていますか。体に悪いと分かっていながらも吸っているという方が多いかと思います。
「めざせ!ハッピーライフあぐい21」を作成する際(平成17年)に行った、たばこに関するアンケートでは、たばこを吸っている人の割合は、男性で37%、女性では8.2%でした。どの年代でも男性の割合が高くなっていますが、特に男性の壮年期(40歳〜64歳)では、タバコを吸わない人よりも吸っている人の方が上回っています。

※青年期20歳〜39歳 壮年期40歳〜64歳 高齢期65歳〜
たばこの害といえば肺がんがよく知られていますが、肺がんだけでなく、ほとんどのがんの発生と関わりがあります。ほかにも慢性閉塞性肺疾患、心臓病、歯周病などのがん以外の病気になる危険性や、胎児への影響(低体重児の出産や流産・早産の危険性)があり、「百害あって一利なし」です。
害が及ぶのは、たばこを吸っている人だけではありません。たばこの火を付けた先から出る煙を「副流煙」と言います。喫煙者が吸う主流煙よりも高い濃度で有害物質が含まれています。副流煙は、たばこを吸っている人の周りにいるたばこを吸わない人にも悪影響を及ぼすことになります。
たばこを吸っている人は、公共の場や禁煙場所では吸わない、家庭でも分煙をするなど、マナーを守ってください。
自分のためだけでなく人のためにも、禁煙に挑戦してみてください。禁煙がどうしても無理という方もできるだけ量を減らすよう心掛けましょう。
◎禁煙を成功させるコツ |