保健センターは母と子の強い味方です

子育ての悩みはありませんか。母乳が出なかったり、赤ちゃんが泣きやまなかったり、子育てでイライラしたり……。そんなときの悩みは保健センターの職員にご相談ください。保健師があなたの悩みにお答えします。保健師は保護者が地域で安心して子育てができるような、環境づくりに努めています。保健センターで行っている母子健康事業の一部を紹介します。
☆母子健康手帳の交付
母子健康手帳は、母子保健法に基づき、妊娠の届け出をした妊婦に交付する手帳です。
妊娠中の経過、子どもの発育や発達の経過、予防接種の記録などお母さんと子どもの大切な成長記録となります。世界に1冊しかない“宝物”にしてください。
妊娠、出産の悩みや心配もこの機会にご相談ください。
☆妊産婦・乳児健康診査受診票の交付
妊産婦健診・乳児健診を無料で受けられる受診票です。
母子健康手帳と一緒に交付します。健診のときに母子健康手帳とともに持参してください。
☆ペア教室
妊婦とその家族のための教室です。
赤ちゃんの体を洗う沐浴実習や妊婦体験などさまざまな内容で実施しています。
参加した方から「赤ちゃんの抱っこの仕方が分かりました」「出産、育児への不安が減りました」などの声が聞かれます。
☆赤ちゃん訪問
赤ちゃんが生まれた家庭すべてに保健師が訪問しています。
体重計を持って訪問し、子どもの成長を一緒に確認します。
産後の体調、育児のことなどで心配なことや困ったことがありましたら、ご相談ください。
☆乳幼児健診
健診は、保護者が安心して子育てできるよう一緒に考えていく場です。
必要な場合には、病院を紹介することもありますが、子どもの成長具合や、保護者の育児状況に点数を付ける場ではありません。
むし歯予防のために、1歳の歯科相談、1歳6カ月から3歳まで半年に1回歯科健診とフッ素塗布を行っています。
☆離乳食講習会

離乳食講習会に参加する母子
離乳食講習会は、前期と後期の2回行います。
手間の掛かった、立派な離乳食を作ることが目的ではなく、子どもの噛む機能、消化の機能など、月齢に合った食事のポイントを紹介します。
後期講習会では、子どもとの「ふれあい遊び」も行っています。
☆歯みがき教室
歯科衛生士と保健師が、町内各保育園・幼稚園を回り、保護者や園児に歯みがきの方法や6歳臼歯についての話をします。
☆ラッコの会
ラッコの会は、生後6〜7カ月の子どもと保護者の子育て相談の場です。
生後6〜7カ月ころになると、子どもの発達の個人差が目に付きやすくなったり、離乳食が始まったりと、保護者が新たな悩みを抱えることもあります。
ラッコの会では、保護者同士の交流の時間も設け、ゆっくり楽しい時間を過ごしてもらいます。保健師や栄養士に悩みをご相談ください。
☆さくらんぼちゃんの会
双子とその保護者同士がふれあう会です。
双子ならではの育児についての悩みを話したり、情報交換をしたりしています。
☆食育講座
1歳以上の幼児、小学生、子育て中の保護者などを対象に、さまざまな食育に関する講座を実施しています。
日々の食事は健康の源。そして、子どものころの食生活は、大人になってからの食生活の基礎となる大切なものです。皆さんに「食」についての理解を深めてもらおうと企画しています。
☆健康なんでも相談日
毎週金曜日の午前9時〜午前11時、午後1時〜午後3時に、身長・体重測定や保健師による育児相談、健康相談を実施しています。
予約はいりませんので相談日にお出掛けください。
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子どもにとって元気の一番の源は、保護者の笑顔です。保護者の方が笑ったり、楽しいと感じたりすると、子どもも同じように笑ったり、楽しいと感じます。しかし保護者が不安な表情を見せれば、子どもも不安な気持ちになってしまいます。
保健師はいつでも子育て中の皆さんを応援しています。どんなにささいなことでも悩んだときには、気軽に相談してください。
- □問い合わせ先
- 保健センター TEL (48)1111(内311・312)
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