広報 あぐい
2007.02.01
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めざせ!ハッピーライフ あぐい21

健康日本21あぐい計画

□問い合わせ先  環境衛生課保健係 TEL(48)1111(内311・312)

「アルコール編」

適量で節度ある飲酒を

適量を守れば楽しく飲めるアルコールも、度が過ぎれば体に悪影響を及ぼします。

体に入ったアルコールの90%以上は、肝臓に運ばれ分解されます。

継続的にたくさんのアルコールを飲んでいると、働き過ぎた肝臓が耐え切れなくなり、肝障害を引き起こします。また、肝臓だけではなく、全身に害を及ぼします。

体に無理をかけるほど慢性的にアルコールを飲んでいる人は、適量で節度ある飲み方に変えましょう。


みんなで目指す目標

無理なく楽しく酒が飲める

アルコールの適量を守ろう

アルコール代謝能(アルコールを分解する能力)は人によってそれぞれ違います。

通常のアルコール代謝能をもった人の適量は、1日平均純アルコール約20gとされています。

飲み過ぎないためにも、それぞれの酒の適量を覚えておきましょう。


こんな人は禁酒を

(1)未成年者
体が発育中の未成年者がアルコールを飲むと、脳の発達に大きな影響を与えたり、依存性が高くなります。
アルコールへの依存のきっかけは親から勧められたケースが多いとの報告もあります。子どもが成人するまでは一緒に飲むのを待ちましょう。
(2)妊娠・授乳中の女性
妊娠中にアルコールを飲むと、胎盤を通ってアルコールが赤ちゃんの体の中に直接入ってしまいます。その結果、赤ちゃんは「胎児性アルコール症候群(発育障害・知能障害など)」を持って生まれてくる可能性があります。
授乳中も母乳を通じて、赤ちゃんに直接アルコールの害が及ぶ危険があります。
(3)薬を飲んでいる人
アルコールと一緒に薬を飲むと、反応し合って作用が激化する場合があります。
肝臓はアルコールの処理を優先するため、薬は分解されないまま長く血液中にとどまり、薬の作用が強まります。場合によっては生命にかかわる場合もあります。


みんなで達成しよう

10年後の目標
  現状値 10年後の目標値
(1)酒を毎日飲む人の割合 40.0%(男性 壮年期)
37.5%(男性 高齢期)
20.0%(男性 壮年期)
20.0%(男性 高齢期)
(2)「節度ある飲酒」として1日1合程度ということを知っている人の割合 75.0%(男性 壮年期)
80.6%(男性 高齢期)
85.0%(男性 壮年期)
85.0%(男性 高齢期)

現状値は「健康日本21あぐい計画アンケート」による。



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