今回は生活習慣・学習習慣・食育研究部会です。
1.目指す生徒像(15歳像)
阿久比町小中学校5校の保護者と児童生徒を対象に行った実態調査(平成18年2月実施)から次のように設定しました。

楽しく給食を食べる中学生 |
- (1)規則正しい生活を送り、自分の役割を自覚できる生徒
- ・時間を守り、自立的な行動ができる。
- ・家庭や学校における自分の役割に、責任をもって取り組むことができる。
- (2)自ら進んで計画的に学習する生徒
- ・学習に対して関心や意欲をもち、進んで取り組むことができる。
- ・目標に向かって計画的に学習することができる。
- ・読書を好み、視野を広げ、考えを深めることができる。
- (3)正しい食事の在り方を理解し、食事を通して自らの健康管理ができる生徒
- ・1日3食食べる。
- ・栄養バランスを考えて食事ができる。
- ・簡単な調理ができる。
2.追求する課題
実態調査や分析から、課題を次の3つにしぼり込み、調査・研究を行いました。
- 小中学生は、家での手伝いが不十分
- 与えられたことには真面目に取り組むが、自ら課題を見つけ、計画を立て、主体的に学習しようとする態度は不十分
- 80%以上の家庭が、朝食を取るようにしている、家族そろって食べるようにしている、栄養のバランスを整えるなどについて意識しているが、実際の食事の取り方(好き嫌い、間食、マナーなど)が不十分
3.課題解決に向けた提案・提言
次の2つの提案・提言がされました。
- 6歳から15歳までのそれぞれの年齢の目指す姿の設定と、その姿を実現するための家庭・学校・園からの働きかけを「家庭・学校・園がともに育ち合うための手引き」としてまとめる。
- 手引きだけでは分かりにくい内容について、Q&Aの形式でまとめる。
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