花かつみに魅せられて
〜保存会会長 竹之越隆幸さんに聞きました〜

平成13年から会長を務める竹之越さん |
天候の不順が影響して、例年よりも1週間開花が遅れました。
長年守り続けたものが途切れてしまうかと心配しましたが、6月4日に2輪の花がなんとか無事に咲いてくれたのでほっとしました。
保存会の皆さんといっしょに草取りや水の管理をするのは大変なことですが、今年からデンソーの社員の方が昼休みを利用して草取りを手伝ってくれました。多くの皆さんの協力のおかげで花かつみは守られています。
昨年、愛知万博市町村デー『阿久比町の日』で花かつみを出展して世界の皆さんに披露できたことはとてもうれしかったです。
アヤメやショウブに比べると花の大きさは小さいですが、鮮やかに色付く紫色のあでやかさは何とも言えません。その魅力に取り付かれた1人として、これからも大切に“幻の花”花かつみを守っていこうと思います。 |