自動車の利用が増え、家事の機械化が進むなど、私たちの生活はずいぶん便利になりました。しかし、その反面、身体を動かす機会が減り、運動量が減ったことで、糖尿病や高血圧といった生活習慣病を抱える方が増えています。

また、私たちの筋力は使わなければ衰えます。いつまでも元気に活動的に過ごすためには、継続して体を動かし続ける必要があります。

家事や買い物などの「生活活動」や「運動」で、無理のない程度に、積極的に体を動かしましょう。

■日常生活で活動量を増やす工夫

▽エスカレーターやエレベーターでなく、階段を使う。

▽車を遠くの駐車場に停める。

▽掃除などの家事をこまめに行う。

▽電車に乗っている間は座らずに立つ、一つ手前の駅で降りて歩くなど通勤時間を有効に使い、体を動かす。

▽歩幅をあと10センチメートル広くして歩く。（自然と歩く速度が早くなり、普通に歩くより活動量が増える）

■運動で大切なことは「無理をしないこと」

▽運動の強さ：軽く汗をかく程度がお勧め。息切れするような強い運動は危険を伴います。

▽運動の時間：プラス10分。急激な活動量の増加も、体に悪影響を与える危険があります。「1日10分」を目安に、今より活動量を増やしてみましょう。

■問い合わせ先

保健センター（オアシスセンター）　TEL (48)1111（内1520・1521）