一般質問 町政を問う > 山本 恭久 議員
(黎生の会)
家庭系可燃ごみ処理費用負担
「おむつ処理」の無料化を検討
令和3年4月から家庭系可燃ごみ処理費用有料化が始まる。
可燃ごみ袋の価格が5倍に値上げすることが減量化の根本的な解決策になるとは思えない。
制度変更に伴い新たな課題も生まれてきている。
… 町長
… 総務部長
… 民生部長
… 建設経済部長
… 教育部長
- 有料化による減量効果と財政負担の軽減目標。
家庭系可燃ごみの20%減量を目標にしている。
可燃ごみ袋の販売収入は、令和3年度から処理手数料収入となり、約4千万円の収入増が見込まれ、収集・運搬などの財源となる。- 住民説明会の実施。
住民への周知は、町広報・HP・全戸配布チラシ・回覧などで行っている。
11月からは、ごみステーションや、指定ごみ袋取扱店へ有料化のPRポスターの掲示を進めている。
したがって、住民説明会の実施予定はない。- 今後の方針と取り組み。
有料化による減量効果に加え、資源ごみの分別や、生ごみ対策の徹底などを、広報・HPでPRしていく。
刈草・剪定枝の資源化は、なるべく費用を掛けない方法を検討している。
生ごみ処理の「キエーロ」を職員が実際に使用し、効果を検証している。- 育児と障がい者を含めた介護の場面で使用される「おむつ」への対応と考え方。
福祉的な観点から、子育て、高齢者、障がい者の方々などに関係する支援策として、手数料を無料とすることを検討している。
- 刈草、剪定枝への対応。
可燃ごみから別処分にしても、新たな経費が発生するため、なるべく経費の掛からない方法を検討している。
- 交換比率と方法について「等価交換」に向けた見解と、出張交換の実施。
等価交換は、交換パターンがいくつもあり、手間が掛かり過ぎるため、考えていない。
出張交換は、現在検討しているが、地区の協力が必要である。- 新・可燃ごみ袋の単価設定の考え方。
環境省の手引きを参考にして、20%の減量を目標とした場合の手数料を目安に、近隣市町の状況を参考に、総合的に設定した。
- 旧の可燃ごみ袋を使用した場合の対応。
警告シールを貼ることで、排出ルールの間違いを伝え、正しい排出を促す。
- 事業系可燃ごみとの差別化とチェック要領。
袋を開けて中身を確認し、個別に指導している。
今後も、監視に務める一方、各事業所に対し適正処理の啓発を行う。
資源ごみ回収品の重量と基礎単価の信頼度向上対策
重量測定精度は低くない
資源ごみ回収の収益金は、地域の活動資金として重要な位置付けとなっている。
回収実績と成果が見えにくい状況は、依然として改善されていない。
- 重量測定方法と精度向上対策。
測定方法は、資源収集業者が、各ステーションで品目ごとに手量りで計量した後、収集場で計量器により計量する。 手量りと計量器で生じた差を
按分 し、収集量に振り分けている。
その計量差は、0~6%程度のレベルで、精度は低くないと考えている。- 種類別の売却単価を決める時期と基準の明確化。
単価は、収集業者がリサイクル業者等へ売却時の時価で、市場価格の動向を見ながら平均的な単価となるよう調整し、月毎に決めている。
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