一般質問 町政を問う > 山本 恭久 議員
(済々会)
問 女性消防団員の役割と環境整備
答 感性を活かした消防・防災活動
消防団は、地域における消防・防災の中核的存在として、重要な役割を担っているが、その団員確保は、年々困難を極めている。
その解決策として、機能別消防団員という制度がある。女性消防団員はこれに該当する。
4月から本町にも新たに組織され、注目が集まる。
女性団員の「人数」と、「名称」「所属」「階級」および「処遇」。
3月6日現在8人。名称は未定。所属は、本部付。階級は、部長・班長・団員。処遇は、非常勤特別職の公務員となる。
詰所の場所と装備する主な機器類。
本部付のため、詰所はなく、役場などの会議室を使用する。
装備関係は、被服類、無線機などを貸与する。活動には、役場にある緊急車両を使用する。
女性消防団員の役割と主体的な活動内容。
消防団員としての消火活動を担うほか、式典や消防団行事・訓練への参加。
子どもや高齢者を対象とした防火・防災教育。
地域防災に関する、広報・啓発活動など。
消火技術の習得は、どの程度を考えているか。
また、その訓練方法。
基礎的な消火技術の習得。
支署の安全管理と指導の下で、防火水槽や消火栓を利用した訓練を行う。
災害時の避難所運営で、想定される日赤奉仕団の「救急・救護活動」との相違点。
基本的に、活動場所が異なる。
日本赤十字奉仕団は、地域。女性消防団員は、災害現場が中心となる。
活動に関連する資格取得者の養成は、団員要望も踏まえ、どのように行うのか。
「普通救命講習」は受講してもらう。
それ以外の資格は、団員からの要望による受講や取得となる。
団員の身分を保証したまま、活動を一定期間休止できる「休団制度」への見解。
大規模災害時における団員の確保が可能という利点があるため、調査・研究していく。
問 パブリックコメントの意義
答 素案からの住民参画で成果
この制度がどの程度行われ、どのような結果になっているのか。また、意見が素案に与える影響など興味深い部分である。
町民等への浸透度や理解度などと合わせて、有効な制度として機能を発揮すべきと考える。
過去3年間で、対象となった案件に寄せられた意見数と、提案者の性別と年代。
対象件数は12件で、意見総数は16件。
手続き運用上の問題点や課題とその対策案。
ルール上、広報原稿を作成してから、意見結果を公表するまでに、長い期間を要することが課題。
急を要する案件は、公表が遅れることが懸念されるため、策定スケジュールに余裕をもたせ、計画的に進めることが必要となる。
より多くの意見を提出してもらうための対策。
計画案縦覧の周知は継続して、広報やホームページ上でのPRとなるが、多くの住民に町政への関心を持ってもらうよう努める。
パブリックコメントに限らず、様々な場面で、住民の声が届きやすい、開かれた行政を目指す。
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