第173号 平成29年5月1日発行

一般質問 町政を問う > 山本 恭久 議員

山本 恭久 議員(済々会)

山本 恭久 議員

問 女性消防団員の役割と環境整備

答 感性を活かした消防・防災活動


 消防団は、地域における消防・防災の中核的存在として、重要な役割を担っているが、その団員確保は、年々困難を極めている。
 その解決策として、機能別消防団員という制度がある。女性消防団員はこれに該当する。
 4月から本町にも新たに組織され、注目が集まる。

問

 女性団員の「人数」と、「名称」「所属」「階級」および「処遇」。

答

 3月6日現在8人。名称は未定。所属は、本部付。階級は、部長・班長・団員。処遇は、非常勤特別職の公務員となる。

問

 詰所の場所と装備する主な機器類。

答

 本部付のため、詰所はなく、役場などの会議室を使用する。
 装備関係は、被服類、無線機などを貸与する。活動には、役場にある緊急車両を使用する。

問

 女性消防団員の役割と主体的な活動内容。

答

 消防団員としての消火活動を担うほか、式典や消防団行事・訓練への参加。
 子どもや高齢者を対象とした防火・防災教育。
 地域防災に関する、広報・啓発活動など。

問

 消火技術の習得は、どの程度を考えているか。
 また、その訓練方法。

答

 基礎的な消火技術の習得。
 支署の安全管理と指導の下で、防火水槽や消火栓を利用した訓練を行う。

問

 災害時の避難所運営で、想定される日赤奉仕団の「救急・救護活動」との相違点。

答

 基本的に、活動場所が異なる。
 日本赤十字奉仕団は、地域。女性消防団員は、災害現場が中心となる。

問

 活動に関連する資格取得者の養成は、団員要望も踏まえ、どのように行うのか。

答

 「普通救命講習」は受講してもらう。
 それ以外の資格は、団員からの要望による受講や取得となる。

問

 団員の身分を保証したまま、活動を一定期間休止できる「休団制度」への見解。

答

 大規模災害時における団員の確保が可能という利点があるため、調査・研究していく。


問 パブリックコメントの意義

答 素案からの住民参画で成果

 この制度がどの程度行われ、どのような結果になっているのか。また、意見が素案に与える影響など興味深い部分である。
 町民等への浸透度や理解度などと合わせて、有効な制度として機能を発揮すべきと考える。

問

 過去3年間で、対象となった案件に寄せられた意見数と、提案者の性別と年代。

答

 対象件数は12件で、意見総数は16件。

問

 手続き運用上の問題点や課題とその対策案。

答

 ルール上、広報原稿を作成してから、意見結果を公表するまでに、長い期間を要することが課題。
 急を要する案件は、公表が遅れることが懸念されるため、策定スケジュールに余裕をもたせ、計画的に進めることが必要となる。

問

 より多くの意見を提出してもらうための対策。

答

 計画案縦覧の周知は継続して、広報やホームページ上でのPRとなるが、多くの住民に町政への関心を持ってもらうよう努める。
 パブリックコメントに限らず、様々な場面で、住民の声が届きやすい、開かれた行政を目指す。

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