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(済々会)
問 2017年度 当初予算編成
答 教育環境の整備・拡充に重点
予算編成の特徴と基本的な考え方。
最大の特徴は、課題である児童数の急増対策で、子どもへの福祉・教育、子育て支援に重点を置いた。
一般会計の予算総額は、90億2千9百万円(前年度比15%減)だが、新庁舎建設前の平成24年度予算と比較すると、約10億円の増額で、積極的な予算編成となっている。
歳入(各税と前年度比)の推移と、歳出(主な事業)の予算。
表‐1から表‐3のとおり。
重点施策と主な事業、およびその趣旨。
町立保育園関係では、保育士や臨時保育士の増員と待遇改善および園舎の改修などに予算を拡充。
新規に、民間保育所が1園開園となる。
放課後児童健全育成事業(学童保育)は、JA支店跡を買い上げ、改修、移転する。
小・中学校は、トイレ改修の実施と、校舎の長寿命化の予算を拡充。
小学校の全児童を対象に、キャップ型防災ヘルメットを配備する。
学校給食センターの新設に向け、基本計画策定費用を計上した。
福祉政策では、民生委員を補佐する「民生委員協力員」を配置する。
愛知県植樹祭が本町で開催となるため、町植樹祭の同日開催を図る。
予算を縮小または廃止する事業。
新庁舎建設事業では、19億7千万円が工事完了により減額となる。
他に、単年度事業で廃止となるものもあるが、住民サービスの面で、予算の縮小や廃止はない。
新規事業と、その予算規模。
表‐4のとおり。
財政調整基金と町債の状況。
財政調整基金の29年度末残高見込みは、14億8千66万円。
町債の29年度末残高見込みは、90億4千9百84万円となる。
町長4期目の公約である主な事業の進捗状況と、新年度予算へ反映。
大きく6項目の公約を掲げたが、概ね進んでいる。引き続き、名古屋(N)・阿久比(A)・三河(M)との連携を進め、住みやすく、富める町「田園町富」をめざす。
有料道路コンセッション関連の、「愛知多の大地」構想による町の活性化に向け、チャンスを逃すことなく、積極的に関わっていく。
(注)文章中の金額表示は、1万円未満切捨て
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