第168号 平成28年1月15日発行

一般質問 町政を問う > 渡辺 功 議員

渡辺 功 議員(新政会)

渡辺 功 議員

問 男女共同参画社会の実現へ

答 目標達成できず


 男女共同参画社会基本法では、行政(国、地方公共団体)と国民それぞれが果たすべき役割を定めている。
 本町は、平成24年に策定した「阿久比町男女共同参画プラン」を推進し、男女共同参画社会の早期実現を目指すとしている。
 具体的施策への対応と課題。

『意識づくり』

問

 広報紙やホームページによる広報活動、DV、セクハラの予防・啓発活動の展開状況は。

答

 広報あぐいに啓発記事の掲載や啓発パネル展等の開催。
 また、あぐい女性の会メイン事業「男女共同参画講演会」等を開催している。

『男女平等教育の推進』

問

 各種講演会の参加者数と男女比率、評価は。

答

 別表1参照。

問

 学校教育や教職員の研修は。

答

 小中学校では、あらゆる教科・領域で「男女は平等である」として教育を推進している。道徳では、小学校から中学校まで、継続して学習している。

問

 人権・行政・心配ごと相談窓口の状況は。

答

 毎月第1・第3木曜日に人権擁護委員、民生児童委員の協力のもと、町民の心配ごとを解決するための一助として開設。

『あらゆる分野への社会参画の推進』政策決定の場への参画推進

問

 女性リーダーの育成は。

答

 町内の女性団体のリーダーによる各種研修会・講演会等を企画・運営している。

問

 審議会、委員会などの女性委員登用の推進は。

答

 女性の登用へ各部署に推進を進めたが目標に達成することができなかった。

問

 女性管理職登用の推進の取り組み状況、及び課題は。

答

 人事評価を導入し、職員の昇給・昇格に反映させている。

『男女ともに働きやすい環境づくり』

問

 「仕事と家庭の両立」で、保育園の延長保育、一時預かりや、障がい児保育などについては、地域の実情及びニーズに応じた体制を図るとしている。その推進状況は。

答

 町内保育園の保育標準時間(11時間)の児童数は、月平均359人、保育短時間(8時間)の児童で延長保育の利用は、月平均58人、町立保育園の一時預かりは、8か月間で12人の児童が163日利用している。今後も地域の実情やニーズに応じた体制作りに努める。

『生涯を通じた福祉の充実』

問

 「バリアフリー化の推進」で、高齢者や障がい者などが利用しやすい公共施設や道路整備を進め、バリアフリー化、ユニバーサルデザインのまちづくりに努めるとあるが、実施状況は。

答

 阿久比駅に、エレベーター設置などのバリアフリー化工事が完成した。
 阿久比郵便局から坂部駅西交差点までの県道と役場前交差点から一期一会荘までの町道の歩道には、点字ブロックが設置された。
 役場新庁舎には、トイレ、エレベーター、ローカウンターや段差のないフロアなど、バリアフリー化を図っている。