一般質問 町政を問う > 二井 登喜男 議員
問 地域包括ケアの構築
答 『自助・互助』の地域づくり
日本は世界に類をみない速さで少子高齢化が進んでいる。
65歳以上の人口は、2042年にピークを迎え、その後も75歳以上の人口割合は増加し続ける。
団塊の世代が、75歳以上となる2025年以降は、医療や介護の需要がさらに増加する。
国は、10年後の2025年を目途に、超高齢化社会でもお年寄りが安心して暮らせるように、地域の包括的な支援・サービス提供体制となる「地域包括ケアシステム」の構築を目指している。
具体的な仕組みは、各自治体が地域の自主性や主体性に基づき、地域の特性に応じて作り上げる必要があるとされている。
10年後の75歳以上人口の見通しは。
10年後の75歳以上の人口割合は、16.8%となる。
現在ある地域包括支援センターとの関連は。
さまざまなニーズをもっている高齢者やその家族を包括的に見守り、地域の実情を考慮しながら、高齢者を支えていく。
どのようなシステムになるのか。
介護保険などの公的サービスだけでなく、地域で支え合う公的以外のサービスを含めた、包括的かつ継続的に支援を行う。
阿久比町としての特性は。
住民が持っている「自助」、「互助」の力が発揮される地域づくりを目指していく。