一般質問 町政を問う > 杉野 明 議員
問 全国学力テスト
答 公表は慎重に対応
学校間や地域間の競争と序列化の過熱で廃止された「全国学力テスト」が復活し、来年度より都道府県教育委員会による市町村や学校別の成績公表が認められることとなった。
テストの実施自体問題がある中、公表は自治体間や学校間の点数競争をさらに激化させることになる。
授業風景(草木小学校)
町として、全国学力テストに取り組んだ結果に対する見解は。
また、市町村別・学校別の成績など、結果の取り扱いについて。
成果と課題を把握し、課題解決のために対策を検討することが重要である。数値による公表はしない。
町長・教育長のテストに対する考え及び市町村別・学校別成績公表に対する見解は。
悉皆
調査(注)を行う意義は十分にある。次年度以降も継続する予定である。
ランク付け・差別化につながらないよう慎重に対応していく。
結果の通知は、市町村の施策にも反映させることが重要である。
公表は教育委員会の考えを十分考慮し、慎重に対応しなければならない。
(注)悉皆調査とは全数調査に同じ。
広辞苑より
問 自然エネルギー
答 太陽光発電
福島第一原発事故以降、世界中で「原発に頼らない再生エネルギーへの転換」への取り組みが進められつつある。
昨年3月の議会で「町としての取り組み」を求め質問したところ「研究していきたい」との答弁があった。
1年8カ月過ぎた。
その後の研究はどうなっているか。
本町のエネルギーの活用は、地理的・地形的な状況を考慮すると太陽光発電を推進することになる。
役場新庁舎には、50Kwと30Kwの太陽光パネルを設置する計画となっている。
今後の方針は。
平成20年度から住宅用太陽光発電システム設置費補助金を活用した設置数は、申請中を含めて464件になった。
本町は、この補助を継続しているが、知多地域の市町の中には、補助を中止した市町もある。
町の再生可能エネルギー活用の数値目標は。
再生可能エネルギー活用の数値目標は、総合計画の中で平成27年度が中間目標値40件、平成32年度が最終年度目標値50件となっているが、既に設置実績がこの数値目標を上回っている。