第153号 平成24年5月1日発行

一般質問 町政を問う > 三留 享 議員

三留 享 議員

三留 享 議員

問 第5期高齢者保健福祉計画

答 事業所整備を検討


Q

 平成24年から3年間を対象とする第5期高齢者保健福祉計画のポイントは「地域包括ケアシステムの確立」である。日常生活圏の中で介護サービスの充実と医療との連携、多様な支援サービスの確保をうたっている。

 「介護サービス拠点の充実」、「医療との連携強化」、「ボランティア確保の現状と対策」は。

A

 利用者の需要を見ながら事業所整備を検討するとともに、現行の在宅介護を支える体制を確立していく。

 地域に密着した在宅支援の向上や医療機関を始め、居宅介護事業所など、関係機関との連携を図っていく。

 高齢化に伴う後継者づくりが課題となることから、ボランティアに関する理解を深めボランティア活動の育成援助及び連絡調整を図っていく。


問 男女共同参画プラン

答 広報活動に努める

Q

 男女共同参画社会の実現は、男女両性から成る社会として当然である。しかし、法律成立の経緯、当初の原理主義の横行(トイレの男女表示の禁止、学校での過激な性教育等)、底流にある夫婦別姓、外国人参政権、人権侵害救済法等の懸念もある。

 本町における男女関連人権問題の実態、学校・幼保育園での教育内容、民間企業への規制は。

A

 男女差に起因する人権問題としては、DVやセクハラなどが考えられるが、実態となると個人情報に関わることであり、把握していない。

 学校、幼・保育園では、思いやり、愛情と信頼感、男女の協力、家族愛、助け合いなどを目標とした教育が進められている。

 また、社会全般に対して男女雇用機会均等法などの労働関連法の広報活動に努めていく。


問 中学校武道教育

答 思いやりの心を育む

Q


中学校での柔道の授業

 新学習指導要領により、中学校において武道教育が必修化される。生徒の体力向上とわが国の固有の文化を学ぶことは、一段と進む国際化のもとでは有意義なことと思う。が一方、危険性への懸念も指摘される。

 「武道教育の意義」「阿久比中学校で選択する武道科目」「設備・指導員等の条件整備状況」は。

A

 相手の動きに応じた基本動作、伝統的な行動の仕方など、武道を通じて学ぶ内容のほか、接し方や思いやりの心、郷土を大切にする心を育むと考える。

 これまでの実績のある柔道を選択する予定。

 昭和59年2月に建設された武道場があり、柔道着は学校で準備し衛生面にも配慮している。体育担当教員は研修を通して技術の向上と安全への配慮を行っている。

その他の質問事項
・阿久比町観光協会の推進状況について
・東日本大震災の瓦礫処理への対応について