2023.09.01
広報あぐい トップ » トピックス(12)
虐待は、どこでも起こりうる身近な問題です。加害者は自分が虐待をしているという認識がなかったり、被害者も虐待と認識できなかったりすることで、被害を訴えられない場合があります。介護などの悩みを誰にも相談できず、気付いたら加害者になっていたという場合もあります。虐待は重大な権利侵害に当たります。一人一人が虐待に対する認識を深め被害を防ぎましょう。
身体的虐待 | たたく、蹴るなどの暴力行為や、縛り付ける・過剰な投薬によって体の動きを抑制すること。 |
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放棄・放任(ネグレクト) | 食事や入浴など身の回りの世話や介助をせず、必要なサービスや医療を受けさせないなど養護を著しく怠ること。 |
心理的虐待 | 威圧的な言葉や態度で脅す、無視、嫌がらせなどによって精神的な苦痛を与えること。 |
経済的虐待 | 本人にとって必要な金銭を理由なく制限すること。本人の合意なしに財産や預貯金を使用すること。 |
性的虐待 | 本人の嫌がる性的な行為をしたり、その強要をしたりすること。 |
日常を振り返り、次のようなことをしていないかチェックしてください。
□ 良いことと悪いことを分かってもらうために、たたくなどしてしつけている。
□ ベッドに縛り付けたり、薬を過剰に服用させたりして身体拘束、抑制をする。
□ 忙しくて入浴や身体を拭くなどの世話をめったにしていない。
□ お漏らししないよう、水分は控えめにしている。
□ 仕事などが大変で、空腹状態を長時間我慢してもらうことがある。
□ 本人も分からないだろうから、室内のごみや汚物の片づけは後回しにしている。
□ 経済的な理由もあり、通院・サービスの利用などは控えている。
□ 排せつの失敗を笑ったり、人前で話したりすることがある。
□ 言うことを聞かないので、ついつい怒鳴ったり、ののしったりすることがある。
□ 子ども扱いするなど侮辱してしまうことがある。
□ 話しかけに対して意図的に無視してしまう。
□ 排せつを失敗したため、下半身を裸にして放置することがある。
□ キスや性器への接触、性行為を強要することがある。
□ 日常生活に必要なお金を渡していない。
□ 本人の財産を無断で売却する。
□ 預金通帳などを管理し、本人に無断で使うことがある。
相談をすることで解決の糸口が見つかることもあります。チェックに当てはまる場合や、身近に心配な方がいる場合は問い合わせ先までご相談ください。
□申し込み・問い合わせ先 | 知多地域権利擁護支援センター | TEL 0562(39)3770 |
後見業務全般、または家庭裁判所への報告で困っていること、気になることなどがある方はぜひご参加ください。
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