scrolltop

INTERVIEW インタビュー

いなば農園代表 稲葉 清仁さん

お米をつくり、
届けるということ

お米の栽培から販売までを一手に行っている稲葉清仁さん。
米農家としてどんなこだわりを持っているのか、その思いを聞きました。

2017.01.27

いなば農園代表 稲葉 清仁さん

お米をつくり、
届けるということ

いなば農園代表 稲葉 清仁さん

お米の栽培から販売までを一手に行っている稲葉清仁さん。
米農家としてどんなこだわりを持っているのか、その思いを聞きました。

2017.00.00

いなば農園代表 稲葉 清仁さん

いなば農園代表 稲葉 清仁さん

お客さんに一番近い農家を目指して

私の農園では、精米したてのお米をお客さんのもとへ直接お届けする対面販売にこだわっています。対面販売の良いところは、自分の作ったお米を誰が食べてどんなふうに喜んでいるか、また本当に求めているものが何なのか実感的にわかることですね。私は「お客さんに一番近い農家」をモットーにしていますが、これはお客さんとの距離感を表しているだけでなく、そのニーズに一歩でも近づきたい、という思いの表れでもあるんです。
阿久比米に限りませんが、お米が一番おいしいのはいわゆる「つきたて」の状態、つまり精米したての状態です。お客さんの「おいしいお米が食べたい」というニーズにできる限りお応えするためにも、お米を最もおいしい状態で提供できる対面販売をこの先もずっと続けていきたいです。

阿久比町のお米

食べることはその土地を知ること

除草剤や殺虫剤を使わない無農薬農法もこだわりのひとつです。無農薬農法にもいろいろありますが、うちでは「あいがも農法」を実践しています。田んぼにあいがもを放し、除草や害虫の駆除をしてもらうんです。確かに時間も手間もお金もかかります。でも、安心・安全なお米を作るためには、自然に近い環境を整えることが重要だと思うんです。
私は、その土地の食べ物を食べることが、その土地を知る一番の近道だと捉えています。気候風土や文化など、自然が育んだ「食」を通じてこそわかることは多いはず。だからもし阿久比町への移住を検討している方がいたら、ぜひ一度遊びに来て、地元の食材を使った料理を味わってください。きっと阿久比町の魅力を体感してもらえると思いますよ。