2018.04.15
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□問い合わせ先 | 健康介護課保健係 | TEL (48)1111(内1520・1521) |
コーヒーや紅茶、緑茶などに多く含まれる「カフェイン」には、覚醒作用があり、入眠を妨げたり、睡眠を浅くしたりする作用があります。利尿作用もあり、夜中に尿意で目が覚める原因にもなります。夜にカフェインを取るのは控えるようにしましょう。
牛乳に含まれている成分には、イライラを解消する、眠りを誘うなどの作用があります。おなかがすいて眠れないときは「ホットミルク」がお薦めです。ただし、飲み過ぎには気を付けましょう。
精神的なストレスや、刺激があるとなかなか眠りに就くことはできません。軽い読書や心地よい音楽、ストレッチなど、自分に合った方法でリラックスしましょう。自分に合った寝具を選ぶのも大切です。
夜に暗い環境で寝て、朝に太陽の光を浴びることは、ホルモンの出方を調節し、体のリズムを整える働きがあります。人の体内時計は、24時間より長めになっていて朝の光を浴びることで、体内時計を修正する働きがあります。休みだからといって朝寝坊せず、早起きして太陽の光を浴びましょう。
アルコールには精神の緊張をほぐす作用があり、寝付きは良くなります。しかし、途中で目が覚めやすく、眠りは浅くなるため、睡眠の質は低下します。習慣化するうちに量が増え、アルコール依存症や肝障害などの病気になる心配もあります。
朝食は、心と体の目覚めに重要です。朝からしっかり目覚めておくと、夜眠りやすいリズムになります。夕食は、食べ物の消化が終わっていないと、寝ている間も胃腸の動きが活発になり、睡眠の質が悪くなります。夜遅い食事のときは、消化の良いものにしましょう。
適度な運動は、適度な疲れとリラックス効果をもたらし、快眠に効果的です。深い睡眠を得られ、夜中に途中で起きることもなくなります。一時的に運動するのではなく、習慣的に運動をする方が、より質の高い睡眠を得ることができます。
睡眠の質の低下は、疲労の回復を妨げ、仕事の意欲低下、集中力の低下など、生活に悪影響を及ぼします。集中力向上、学習や仕事の効率アップのために、睡眠の時間を十分に確保できるようにしましょう。
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