2017.08.15
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皆さんは「メタボ」という言葉をご存じですか。
「メタボ」とは、正式には「メタボリックシンドローム」といい、「内臓脂肪症候群」とも呼ばれます。お腹回りに内臓脂肪が蓄積されることによって、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病がいくつか重なっている状態のことをいいます。生活習慣病が重なることにより、動脈硬化が進行し、心臓病や脳卒中などの命に関わる病気になる可能性が高くなります。
そんな危険な「メタボ」は、日頃の生活習慣を見直すことで予防できます。どんなことに気を付けたらよいのでしょうか。
▽欠食せず1日3食取る
▽味付けを薄めにする
▽腹八分目を心掛ける
▽間食や甘いものを控える
▽アルコールは適量にする
▽よく噛んで、ゆっくり食べる
▽脂っぽい料理を控える
食事を減らすときにも、栄養が偏らないように考えて減らしましょう。少ない量の食事であっても、栄養バランスには気を付けましょう。
▽ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動をする
▽ストレッチなどちょっとした時間を生かして運動を習慣付ける
▽筋力トレーニングで筋肉量を増やし、基礎代謝を上げる
▽エレベーターを控えて階段を利用する など
日常生活の中で積極的に体を動かし、筋肉を鍛え、習慣にすることで、内臓脂肪を減らすことにつながります。
▽ストレスを解消する
▽禁煙をする など
ストレスや精神疲労は、メタボリックシンドロームの危険因子です。規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動をし、上手に解消しましょう。また喫煙は、メタボリックシンドロームを悪化させます。まずは禁煙に取り組み、悪化を防ぎましょう。
予防のポイントとして、食事・運動・その他の3つを挙げました。内臓脂肪を減らすには、「食事のみ」や「運動のみ」ではなく、3つをバランスよく実行することが有効です。無理はせず時間をかけて行いましょう。
「メタボ」は、皆さんの生活習慣によって起こります。今一度、生活を見直し、規則正しい生活を心掛けましょう。
また、本町では毎年住民健診を実施しています。健診を受けることで、体の健康状態を知ることができます。知ることは健康への第1歩です。ぜひ、年に1度は健診を受け、今の自分の健康状態を確認しましょう。
腰痛や膝痛など、運動器の障がいにより、日常生活に支障が出てしまう、「ロコモティブシンドローム」を予防するための教室です。ぜひご参加ください。
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