広報あぐい

2017.06.15


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7月1日は「あぐいほたるの日」

阿久比町では、平成6年7月1日に開催した「ほたるサミットあぐい’94」を記念し、7月1日を「あぐいほたるの日」としています。

さらに、町制施行55周年記念事業として平成20年12月に開催した「子ども議会」での提案を受け、6月20日~7月10日を、町民こぞってホタルを見に出掛ける期間「ホタルと一緒に自然を守らナイト」としています。

ホタルは環境のバロメーターです。家族や友人と水田などにホタルを見に出掛け、小さな淡い光を通して、命や自然の大切さを今一度見つめ直し、考える機会にしてください。

阿久比町が夜のとばりに包まれたころ、暗闇に浮かび上がる淡く美しい光。ホタルを探しに、散歩気分で出掛けてみませんか。

水田や川辺にある草の根元や水ゴケに卵を産み付けます。2週間から3週間ほどで卵がかえり、生まれた幼虫は、光を避けて水の中に入ります。翌年の5月下旬から再び陸上に戻り、陸に上がった幼虫は土の中で繭(まゆ)を作ります。10日ぐらいでさなぎになり、成虫になるときを土の中でじっと待ちます。羽化は6月中旬~7月中旬の長期にわたりますが、成虫として生きていられるのは1週間ぐらいです。その間に子孫を残し、1年間のはかない一生を終えます。

町内の水田などに多く生息するヘイケボタル。1年のうちで最も多く見ることができる時期は、6月中旬から7月上旬までです。(町内でも地区によって発生の時期に違いがあります)

ホタルが最も元気に活動する時間は、日没後の約1時間~2時間。午後8時ごろから午後9時ごろまでが、発光するホタルの姿を最も確認できる時間帯です。

ホタルを見ることができるかどうかは、時間や場所はもちろん、当日の天候にも大きく左右されます。ホタルが最も好むのは、風が無く、蒸し暑い夜です。

毎年ホタルの生息分布調査を行っています。今年も小中学生の皆さんの協力を得て実施します。皆さんも、自宅の周りや散歩道などでホタルを見つけた場所をお知らせください。調査結果は、8月1日号の広報あぐいに掲載します。

夜間の調査ですので、事故などには十分注意してください。ホタルが生息する場所は、水路や水田など私有地も含まれます。所有者の迷惑にならないようお願いします。

調査日時
6月21日(水)~23日(金) 午後8時~午後9時
調査方法
調査用紙(地図)にホタルを確認した地点を、赤色の点または線で記入してください。調査用紙は建設環境課・中央公民館・図書館で配布します。
提出期限
6月27日(火)
提出・問い合わせ先
建設環境課環境係 TEL (48)1111(内1211)

ふれあいの森のホタル養殖場を飛び交う姿をご覧ください。

入場無料で、雨天でも行います。観察室ではホタルの卵やサナギなども観察できます。

日時  6月16日(金)・17日(土)・18日(日)
午後7時30分~午後9時
場所 ふれあいの森
ホタル養殖場・観察室

駐車場には限りがあります。駐車場への進入は、左折のみに規制します。

ふれあいの森体育室で、小中学生が描いたホタル保護啓発ポスターの優秀作品を展示しています。

日時 6月18日(日)まで 午前9時~午後7時(16日~18日は午後9時)
問い合わせ先  建設環境課環境係 TEL (48)1111(内1211)

東部小学校の子どもたちが飼育したホタルをご覧ください。駐車場に限りがありますので、車での来場はお控えください。

日時 6月20日(火) 午後7時45分~午後9時
(雨天の場合は21日(水))
問い合わせ先  東部小学校 TEL (48)0041

今年はホタルの成育状況が優れず、例年のような様子をお見せすることができません。会員による説明を聞きながら、養殖箱の中で光るホタルをご覧いただけます。申し込みは不要ですので、直接会場へお越しください。

期間  6月16日(金)~25日(日)
時間 午後7時30分〜午後9時30分(午後9時までにご来場ください)
場所 白沢ホタルの里(町立白沢グランド西)
問い合わせ先  阿久比白沢ホタルの会(代表 坂部) TEL 090(9916)0681
建設環境課環境係 TEL (48)1111(内1211・1212)

※駐車場は白沢グランド駐車場です。
(駐車場には限りがありますので、公共交通機関での来場にご協力ください。会場近くへの路上駐車はご遠慮ください)