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2017.03.01


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (289)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内1209)

震度7を2回観測し、甚大な被害をもたらした「熊本地震」から1年が経とうとしています。この災害を風化させず、皆さんに普段の備えに対する意識を高めてもらうため、熊本へ派遣した職員が現地で見聞きした事例を紹介します。

→飲料としてだけではなく、衛生の確保、調理、し尿処理など、皆さんが思っている以上に水は必要です。飲料水の備蓄の目安は、1人1日3リットルといわれています。さらに、広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間分以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。


→災害後、水と同様に品不足になるのが、ブルーシートです。屋根瓦や窓ガラスの破損による雨漏り防止、室内を片付ける際の散乱物の一時退避などに大活躍します。
購入する際には、ハトメ穴があり、紐を通して固定できるものを選びましょう。


→地震の備えといえば、水や食料などの備蓄に目がいきがちで、排せつ先となるトイレの備えが不十分な場合が多いです。
仮設トイレの設置は、多くの日数を費やします。また、排せつをためらうことで脱水症状やぼうこう炎、エコノミークラス症候群などの健康障害が生じます。そのため、非常用トイレ(簡易トイレや携帯トイレ)の備蓄も必要です。

    
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