健康日本21あぐい計画（第2次）

第8回目のテーマは「歯・口腔の健康」です

みなさんは「8020運動」を知っていますか？これは“80歳で20本の歯を残そう”という運動です。80歳で20本以上健康な歯があれば、何でもよくかんで食べることができる上、はっきりと話せ、豊かな表情を保つことができます。年を重ねても生き生きとした生活を送るために、早い時期から歯の健康に関心を持つことが大切です。

■本町における8020運動の実態と目標

本町で平成23年に行った調査の結果によると、80歳以上で20本以上の健康な歯をもつ方は45パーセント前後です。平成32年までに60パーセントとすることが目標です。

■8020達成のカギは「かかりつけ歯科医」

現在、かかりつけ歯科医がある人は46.1パーセント、年に1回歯科健診を受けている人は23.2パーセントで決して高いとはいえません。高齢になるほど、かかりつけ歯科医を持つ人の割合は多くなっていますが、全体的に見ると、まだまだ低い状態です。
歯と口腔の健康は、「食べること」「話すこと」などに影響する重要な問題です。歯の健康を守るために、かかりつけ歯科医を決め、定期的に歯科健診を受けることが大切です。

健康日本21あぐい計画（第2次）での目標（めざすべき姿）

「歯と口腔を健康に保つ」

そのために次のことに取り組んでみましょう。

■わたし（町民）の取り組み

▽かかりつけ歯科医を決め、年に2回以上、定期的に歯科健診を受けます。

▽歯と口腔の健康を保つために正しい知識を身に付けます。

■地域や職場の取り組み

▽職場での健診などを通じて、歯の健康に関する知識・情報を提供します。

■行政の取り組み

▽歯と口腔の健康を保つための正しい知識の普及

▽かかりつけ歯科医を持つことを勧奨

▽定期的な受診の勧奨

▽高齢者の口腔機能の維持・向上を図る