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2016.04.01


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

~全国へ発信(206)~

幼保小中一貫教育プロジェクトでは、「落差なき教育」を進めるため、小学校の総合的な学習の時間で統一単元を設定しています。4年生「2分の1成人式をしよう」もその一つ。成人への道のりの半分に達した10歳で、これまでの自分を振り返り、今後の自分の生き方について考える機会にしようと、町内4小学校合同の式典とともに、毎年各小学校でも「2分の1成人式」を開いています。

詩「大きくなるっていうことは」の群読から始まり、一人一人が夢を叶えるためにがんばりたいことを発表したり、「Let’s Search For Tomorrow」を全員合唱したりしました。親子の手紙交換や保護者代表からメッセージをいただく時間もあり、子どもたちの未来への希望と決意が、より明確なものとなりました。

会場に入りきれないほどのたくさんの保護者に見守られながら、前半は学級代表が「将来の夢」についてのスピーチを行ったり、事前に4年生全員からとった「将来」についてのアンケート結果を発表したりしました。後半は心をこめて「貝殻」と「大切なもの」を全員合唱しました。代表保護者のメッセージにより、会場全体が10年の成長過程をかみ締めることができました。

保護者が見守る中、始めに、4年生全員で、2分の1成人式を迎えた感謝の気持ちやこれからの目標について発表をしました。その後、リコーダー演奏、歌、ダンスを披露しました。精いっぱい発表をする子どもたちの様子、立派に成長した姿を保護者に見せることができました。引き締まった雰囲気の中、子どもたちと保護者が互いにほほ笑み合い、気持ちを確認できた式となりました。

前半は、自分史「10年前の自分」「今までの自分」「今現在の自分」「将来の自分」について、全員が発表をしました。当時の写真をバックに発表したり、クイズを用いて紹介したりして、10年間を振り返りました。後半は、呼びかけとダンスを披露し、家族への感謝の気持ちを精いっぱい伝え、最後に「はじめの一歩」を合唱しました。成長の喜びや感謝の気持ちを、保護者とともに味わうことができ、会場が感動と温かい雰囲気に包まれました。