広報あぐい

2015.08.15


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阿久比川柳講座句会作品

課題 「田」「操る」
リタイヤ後日々の仕事は妻の指示 龍 東
田植え時一人黙々機械植え 順 子
山車祭り操る人に年季要り 利 夫
田起こしの後に従う鷺の群れ 風 露
必須科目農機具操作嫁不足 千 世
広がる田夕闇迫りほたる舞う タチ子
夫婦して操りつられ五十年  薊 
政治家は休耕田にも濃いみどり 久 良
操れぬ短気に損気ぼく陽気 好 奇
如何にせん横目で見てる休耕田 早那恵
九条を操る影が動き出す 螢 子
丹田の底から我が子守る風 寿美子
からくりを操る糸に血が通う 和 子
田吾作と案山子が守る実る秋 穂多留
うちの孫操りたいが金が要る 洋 子
田の神が宿って出来た美味の米 柚 子
褒めそやし主夫業みごと板に付く ますみ
千枚田見惚れる先に米事情 小五味
鵜のさだめ妻の手綱がゆるぎない 君 江
黄昏も見せず稲田のくれる愛 滋 矩