広報あぐい

2015.07.15


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(189)〜

研究部発 平成26年度 活動報告

学習意欲の向上と学習習慣の確立をめざして −家庭・地域との連携を軸に−

1 はじめに

平成22年度の家庭学習時間調査から、町内の児童・生徒の家庭学習時間が少ないことが分かりました。そこで「生涯にわたって学び続ける阿久比の子」を目指し、以下の構想をもとにさまざまな取り組みを行いました。

構  想

2 取り組みの紹介
学校・家庭と連携した「学びウィーク」

平成23年度より、家庭学習の習慣を確立し、学習時間を増やすために、中学校のテスト週間に合わせて小学生も一緒に勉強する「学びウィーク」を始めました。全町一斉に学びウィークに取り組んだことで、各家庭で工夫された取り組みが行われるようになりました。しかし、一部の児童・生徒の学習への取り組みが改善されていないことが明らかになりました。平成26年度より日々の教育活動の中で個への働きかけを強めるとともに、家庭・地域とのさらなる連携を進めています。

地域・家庭の教育力を活用した土曜学習

学力には、課題発見能力、思考力、判断力をはじめ、さまざまな要素があります。その中でも学びの出発点である「学ぶ意欲」が最も大切であると考え、土曜学習を始めました。

土曜学習では、子どもたちが自学自習を行い、地域講師の協力を得て基礎・基本の習得に努めたり、地域の特性を生かした体験講座などを実施したりしています。