広報あぐい

2015.05.15


広報あぐい トップ » トピックス(9)

安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (254)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

地域コミュニティ活動と自主防災組織

地域の安全に対する関心が高まり、安全で住みよい地域社会を目指すコミュニティ活動が広がっています。

各地区の代表、ボランティア団体、民間企業などで実施されている「防犯パトロール」「子ども見守り隊」などの活動は「住みよい地域をつくろう」というコミュニティ活動の基本であり、「自分たちの地域は自分たちで守る」という自主防災の連帯意識がなければできません。

このように平常時から人々の交流を通じて、地域の安全や防災に対する関心や意識を高め、自主防災活動が活発化していくことが理想です。

新年度を迎え、各地域の自主防災組織も再編されたところが多いと思います。地震など自然災害に対する自主防災の育成は、継続的な計画性を持って行うことが重要です。

自治会が母体となっていることで、防災活動は自治会活動の一環となり、他のレクリエーション行事に比べ、比較的地味な活動になりがちです。また、住民の自発的動機による活動が必ずしも多くないため、活動に対する住民の関心が低調で、組織自体が形骸化してしまうことも事実です。

良きコミュニティ活動を推進することは、地域の防災力を高め、安全で住みよい地域をつくります。そのためには、地域住民、地元消防団、PTAや事業所などのさまざまな組織と連携することが重要です。

防災交通課と半田消防署阿久比支署では、今後も研修会や訓練指導を通じて、地域防災力の向上を図っていきます。研修会や訓練指導などについて、気軽にご相談ください。

振り込め詐欺対策講座を実施

白沢台地区の高齢者が集う白沢台サロンで4月15日、半田警察署生活安全課署員を講師に招き、振り込め詐欺対策の講座を実施しました。講師は「振り込め詐欺の電話は、家庭の固定電話にかかってくるため、留守番電話に設定し、直接話を聞かない」などの対策を紹介。最後に「怪しい電話がかかってきたらすぐ110番に通報して」と参加者に注意を呼びかけました。

町内でも、昨年役場職員を名乗る振り込め詐欺未遂事件が発生しており、再び発生する可能性もありますのでご注意ください。

小学生が地震体験車で揺れを体験

南部小学校の1年生と2年生の児童約130人が4月21日、突然の地震にも慌てず行動できるよう県の地震体験車「なまず号」を使って地震の強い揺れを体験しました。

児童たちは、なまず号が揺れ始めると、役場職員から教わったとおり、急いで机の下にもぐりました。そして、震度6弱の激しい揺れに飛ばされないようにしっかりとテーブルなどの脚を持ち、揺れが収まるのを待ちました。

南海トラフ大地震の際、阿久比町では今回の体験よりも強い震度6強から震度7が予測されています。

    
防災行政無線情報は電話でも

防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。