広報あぐい

2014.09.01


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(168)〜

幼稚園・保育園の教員・保育士による小学校体験研修

阿久比町幼保小中一貫教育がめざすものの一つに、幼稚園・保育園と小学校、小学校と中学校の間にある段差(ずれや逆転)を少しでもなくし、スムーズな接続を図ることがあります。今年も阿久比町幼保小中一貫プロジェクト幼児教育部会のリードのもと「小学校体験研修」が行われました。

この研修では、3月に園を送り出した年長児の担任を中心とした幼稚園・保育園の教員・保育士が小学校へ出掛け、1年生の学校生活の様子を見たり、学習の補助をしたりします。また、授業後に園と小学校との情報交換や意見交換を行います。その中で、保育士や教員の相互理解や共通理解を図ることを目的としています。そして、園と小学校での生活の様子や指導の内容の違いを理解した上で、園ではスムーズな小学校生活のスタートをきるためにどう送り出すべきかを、小学校では園での指導をどう活かすかを考える機会とします。今年の「小学校体験研修」は、以下のような日程で行われました。

実施校 研修日 研修参加園
東部小学校 5月20日 東部保育園、宮津保育園
6月3日 ほくぶ幼稚園
英比小学校 5月23日 英比保育園
5月27日 英比保育園
草木小学校 5月11日 草木保育園
南部小学校 5月20日 ほくぶ幼稚園
5月21日 南部保育園
5月22日 中部保育園

〈幼稚園教員・保育士の感想〉(一部抜粋)

・子どもたちが笑顔でいきいきと過ごしている姿に安心した。給食や掃除などで、すすんで取り組む姿に成長を感じた。

・授業では小学校の先生が子どもをさりげなく認めたり手助けをしたりして、個々に支援する姿が見られた。保育園で大切にしていることが小学校でも大事にされていることが分かりうれしかった。

・小学校の先生との情報交換会では、気になることだけでなく、がんばっていることや保護者のことなどについて、話題が豊富で有意義な時間となった。就学前と就学後の2回話し合いの場がもてたことはとても良かった。

〈きめ細かく学習支援をする保育士〉

〈保育士の話を懐かしく聞く児童〉

◎夏休み中に、小中学校教員が幼稚園・保育園体験研修を行いました。研修の内容などは、別の機会に報告します。