2014.08.15
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幼保小中一貫教育プロジェクトの「生活・健康部」では、「命を大切にする心」を育むための方法の一つとして「性教育」の実践を掲げています。
英比保育園では、幼児期から性教育を通して命の大切さを学ばせたいと考え、年長児とその保護者を対象に、名古屋大学で助産学を学んだ助産師や看護師、教員などのメンバーを中心に活動するナーベルプラ座の皆さんを招き、「命の大切さを伝えたい〜保育園児への性教育」と題した研修会を行いました。
自分がどうやって生まれてきたかを知り、命の大切さを学びます。
胎盤の模型をお母さんのお腹に結びつけ、反対側のへその緒部分を子どものお腹に結びつけ親子でハグ。
子どもは母の心臓の音を聞きながら、子宮内体験をします。
子どものプライベートゾーンについて理解させ、自分を大切にすること、また他人も大切にすることを学びました。
話を聞くまでは、年長児に性教育の話はまだ早いと思っていましたが、お産劇を見ている子どもたちはとても真剣な目をしていました。5〜6歳でも出産や性に対する興味があり、早い時期から教育した方が正しい知識を持つことにつながると実感しました。「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」「どうしてできるの?」などの質問に、今までごまかしてきましたが、“怒らない、ごまかさない、うそをつかない”ようにしようと思いました。みんなが大切にされて生まれてきたことを常に語っていけば、子ども自身も命を大切にする子になってくれると思います。
6月19日(木)英比小学校の1年生と、保育園年長児が英比保育園で交流会を行いました。
1年生が準備してくれた折り紙遊びや絵本の読み聞かせ、園庭では、竹馬やドッジボールなどをして思い切り楽しみました。
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