広報あぐい

2013.10.01


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (215)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

乳幼児のいる家庭の備え

〜普段からの備えが大切〜

今後30年以内に、マグニチュード8以上の南海トラフ巨大地震が起きる確率は、60〜70%といわれています。この巨大地震が発生した場合、本町では最大震度7の揺れに襲われ、死者は約200人、家屋の倒壊あるいは焼失は約2,800棟と想定されています。

これから生まれてくる赤ちゃんや、乳幼児のような小さな子どもたちが成人になるまでに、巨大地震に遭遇する可能性は非常に高いと思われます。また、近年では非常に多くの風水害が、この地方でも発生しています。幼児期からの防災教育は、近い将来における「子どもの命を守ること」「家族を守る減災」につながります。

家族への被害が少しでも軽減できるよう、皆さんで日ごろから防災意識を持つことが大切です。乳幼児がいる家庭では、特に普段から備えをしてください。

乳幼児のための備え
▽飲料水
発災直後から断水になるかもしれません。大人は1人1日3リットル必要といわれています。大人の分に合わせ、子どもの分も用意しておきましょう。
▽粉ミルク
日ごろから家庭でストックする習慣にしておきましょう。保存期間が短いため、注意してください。
▽哺乳瓶
▽家庭用カセットコンロ
停電になれば電気ポットは使えません。カセットコンロ、やかんなどで代用しましょう。
▽ベビーフード
▽食物アレルギー対応食品
食物アレルギーが心配な乳幼児へ、常備しておくと安心です。
▽紙おむつ
日ごろから家庭でストックしておきましょう。
▽おしりふき
▽おんぶひも
避難するときに両手が使えないと、不便で危険です。
▽着替え
▽母子手帳
▽非常持ち出し袋

◆◆◆◆◆

地震はいつ発生するか分かりません。平日の昼間は、母子だけの家庭が多いと思います。離れた家族と連絡をとる方法として「NTT災害伝言ダイヤル171」や各携帯電話会社の開設する「災害用伝言板」が有効です。利用方法の確認や、避難するときの集合場所をあらかじめ決めておくことが大切です。

また、家の中では、固定されていない家具、冷蔵庫、テレビなどが子どもや家族に倒れてくる恐れがあります。しっかりと固定し、室内の安全を確保しましょう。

役場防災交通課や保健センターでは、防災についての啓発冊子を配布したり相談に応じたりしています。気軽にご相談ください。

    
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