広報あぐい

2013.08.15


広報あぐい トップ » トピックス(2)

安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (212)

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内208)

「自分たちの地域は自分たちで守る」
自主防災の意識が大切です

○自主防災活動の必要性

地震など大規模な災害が発生すると、役場や消防署・警察署などの防災関係機関は全力で活動します。しかし、

▽火災や家屋倒壊で直ちに救助・救出活動ができない。

▽道路や橋が壊れたり、倒壊家屋や路上駐車があったりして、消防車や救急車などの緊急車両が通れない。

▽電話が混雑し、消防や警察への通報がかかりにくくなる。

▽水道管が破損した場合には、じゅうぶんな消火活動ができなくなる。

など、行政の活動が遅れることが予想されます。

そのような状況では、自らの手で初期消火や救助・救出活動、応急手当をしなければ、被害を最小限に食い止めることができません。一人一人が力を合わせ、近所の方々と助け合うことで、尊い命と財産を守ることができます。

災害に立ち向かうためには、自主防災の意識「自分たちの地域は自分たちで守る」が必要です。

○自主防災の活動

町では、皆さんの自主防災活動を積極的に推進するため、さまざまな支援をしています。

▽自主防災会育成補助金
▽自主防災会資機材補助金
これらは、地域の防災力を高め、災害の軽減を図るための補助金制度です。
▽家具転倒防止金具取付補助
高齢者などの災害時要援護者世帯を対象に、転倒防止金具を家具4点まで無償設置します。
▽消火訓練
半田消防署阿久比支署や地元消防団に指導を受け、消火器を使用した初期消火訓練や消火栓からの放水訓練を実施します。
▽救護訓練
半田消防署阿久比支署の指導で、身近なものを使った応急手当や心肺蘇生法、AED(自動体外式除細動器)の操作方法、負傷者の搬送方法を習得します。
▽防災出前講座
防災交通課では、皆さんの地域に出向き、地震防災を中心とする「防災出前講座」を開催します。自主防災会を中心とした少人数のグループでも構いません。気軽に相談ください。
ご存じですか?『安否確認フラッグ』の活用方法

大災害が発生したときに、その家屋にいる方の無事を、地区の方や救助隊にいち早く知らせるための大切な手段が『安否確認フラッグ』です。

無事であれば、フラッグを玄関先など道路や屋外から目立つ場所に掲げてください(日常的に玄関先に掲げておくものではありません)。その後、状況に応じて避難場所に移動しましょう。

いざという時、フラッグをすぐに取り出せるように、玄関などわかりやすい場所に保管しておきましょう。

誤ってフラッグを紛失された方は、防災交通課窓口でお渡しするので、申し出てください。

8月25日(日)に実施する『町内一斉防災訓練』でも、安否確認フラッグの掲示など「家庭での訓練」を行ってください。

    
行政無線情報は電話でも

防災行政無線が聴き取りにくい場合はTEL (48)7030へ問い合わせてください。最新のメッセージを聴くことができます。