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2013.04.15


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第19代『春姫』に牛田桂菜さん

〜まちの話題〜

名古屋城本丸御殿の復元活動を進める市民団体「名古屋城文化フォーラム」(代表・夢童由里子さん、造形作家)が主催するイベント「春姫道中」の“春姫”に、阿久比町在住の牛田桂菜さんが選ばれました。

「春姫道中」は初代尾張藩主、徳川義直の正室・春姫の嫁入りを華麗に再現する行列で、毎年春に名古屋城周辺で行われています。その第19代ヒロイン「春姫」を務めるのが、南山大学に通う牛田さんです。応募者多数の中から大役を射止めたヒロインに、応募した動機や春姫を務める心境などを聞きました。

― 応募の動機は
親の仕事の関係で海外の人が家に来ることが多かったのですが、名古屋城は、その人たちと一緒によく訪れていました。幼いころから思い入れのある場所でしたので、地元の方や名古屋城に少しでも貢献できたらいいと思って応募しました。東京の友達も「金のしゃちほこ」は知っていますが、もっと名古屋城のことを知ってもらう手伝いができたらうれしいです。
—春姫のイメージは
凛(りん)とした女性だったイメージがありますので、自分もそのように務めたいと思います。春姫の菩提(ぼだい)寺・万松寺で位牌(いはい)に今回の決定を報告し、身が引き締まる思いとともに、決意を新たにしました。
—春姫道中に臨む意気込みは
歴史とのつながりを感じることは、今まで少なかったのですが、イベントでは、海外から見物に訪れる人たちにも、日本の良さをPRしたいと思っています。以前から緊張はあまりしない性格なので、今のところ特に緊張はしていません。
—将来の夢は
好奇心旺盛なので、世界に飛び出し活躍したい。新しいことに取り組むことが好きで、それが今回の応募につながった部分もあります。これからも今までどおり、何事にも挑戦していきたいと思います。

華やかなこし入れ行列の主役となる春姫役の牛田さんは「周りに夢を与えられるような、素晴らしい機会を与えていただいた。精いっぱい頑張りたい」と楽しそうに明るい笑顔で語りました。丁寧な受け答えで、他にも小学生のときの思い出話など語ってくれた彼女は、とてもすてきな女性です。

今年の春姫道中は、4月21日(日)に行われる予定です。総勢800人が熱田神宮を出発し、大津通を練り歩き、名古屋城に向かいます。本丸御殿は5月に一部公開が決まっており、今回のイベントは例年以上に盛り上がりそうです。

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