広報あぐい

2012.11.01


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(124)〜

□問い合わせ先 学校教育課 TEL (48)1111(内202)

海外での貴重な体験を報告

— 小学生海外派遣事業・中学生海外家庭生活体験事業 —

国際感覚を身に付けた心豊かな子どもの育成や国際交流を目的として、町では「小学生海外派遣事業」「中学生海外家庭生活体験事業」を行っています。この2つの事業の合同報告会を9月20日、中央公民館本館で行いました。報告会には副町長、町議会議員、教育委員などが出席し、子どもたちは、現地で撮った写真を使って、人々との交流について発表を行いました。一人一人が、体験した苦労や学んできた文化、楽しかった思い出など貴重な体験を報告しました。

小学生海外派遣事業は、「愛知県フレンドシップ継承交付金事業」の一環として平成20年から始まりました。今年から町単独予算事業となりましたが、町内4小学校から選ばれた6年生児童10人が、7月24日〜29日の6日間、シンガポールを訪れました。

児童たちは、交流先となるフェンシャン小学校の教室が多いことに驚き、一生懸命授業を受けている現地児童の姿が印象に残ったようです。さらに、食文化の違い、言葉の壁に苦労しながらも、ホストマザーやホストファーザーに優しくしてもらったこと、バディーと過ごした楽しい時間は、児童たちの忘れられない思い出です。



5月に予定していたシンガポールのフェンシャン小学校の児童の受け入れは、先方からの申し出で、昨年に続き今年も中止となってしまいました。しかし、来年度以降は、一昨年のように双方の交流を再開することを、現地で確認してきました。

一方、中学生海外家庭生活体験事業は、今年で回を重ねること18回。選抜された3年生の生徒10人が、8月14日〜23日の10日間の日程で、カナダのバンクーバーを訪れました。

語学学校に向かう途中で迷子になっていると親切に声をかけてくれたこと、言葉が通じなくても身振り手振りで一生懸命伝えたことなど、現地で多くの貴重な体験をした生徒たち。その中で、心が通じ合う大切さを学んだようです。

どちらの事業の報告でも、海外に家族ができたこと、将来は海外で活躍をする夢を持ったことなど、子どもたちが世界に視野を広げたことを感じました。

今後、各学校で報告会を行い、海外での体験や日本との違いなど、現地で学んできたことを他の児童生徒に伝えていきます。その様子は、改めてお知らせします。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)