2011.05.15
広報あぐい トップ » お知らせ(4)
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草木地区にある花かつみ園で、保存会の皆さんが大切に保護している「花かつみ」の一般公開が始まります。
“をみなえし 咲く沢(佐紀澤)に生ふる 花かつみ かつても知らぬ
万葉集には、
阿久比町ではアヤメ科の多年草で6月上旬から中旬にかけて鮮やかな紫色の花を咲かせる野花菖蒲(ノハナショウブ)のことを「花かつみ」と呼んでいます。
室町時代に
大正時代には、絶滅してしまったともいわれましたが、昭和になって草木の俳人竹内丁子が自生の一株を発見し、地元の人々によって密かに保護されてきました。
昭和62年には、「花かつみ保存会」が結成され、同年「花かつみ園」が開園して以来、保存会の皆さんの努力で、“幻の花”は美しい花を咲かせ、毎年人々を魅了しています。
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