広報あぐい

2010.11.15


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シリーズ消費生活相談(5)

□問い合わせ先 産業課 TEL (48)1111(内234)

「生命保険」の相談

◇事例(30代男性)

夫が独身時の10年前に入った保険があと5年で満期だった。担当者がしきりに電話で勧誘するので、夫婦で説明を聞き、サービスが良くなるならと思い変更手続きをした。月額1,000円程度高くなるが、医療保険の対応病名が増えることがメリット。契約後、改めて書類を見て初めて転換制度で前の保険を解約し、その返戻金が下取り制度で新しい保険の保険料に充当されたことを知った。転換や下取り制度の説明があったら契約途中で保険を解約することはなかった。10年ごとに保険料が倍増することも説明無く書面で知った。前の保険に戻して欲しい。

書類には、転換のこと、10年経過ごとに保険料が倍になることが記載されていたので、交渉は困難になる可能性があると伝えました。しかし、保険会社は転換の有利な点、不利な点を説明することになっているので、もしも不利な点を説明されていないために誤解したのだとすれば、元に戻すよう主張できる場合がありますので、保険会社に言い分を伝えるよう助言しました。併せて生命保険協会を案内しました。

  • 生命保険は長期にわたる契約です。
    ・自分の保険はどんな時に支払われるか
    ・それはどういう内容か
    ・どんなとき支払われないのか など自分の保険を正しく認識しましょう。
  • 生命保険会社から交付される「契約概要」「注意喚起情報」「ご契約のしおり」には重要事項が記載されているので、契約前に必ず読んで内容をよく確認しましょう。
  • 契約後すぐに解約すると、解約返戻金はそれまで払い込んだ保険料より少なく、多くの場合、全くないか、あってもごくわずかです。申し込み前にもう一度必要に合った生命保険か確認しましょう。乗り換え(新たな生命保険に契約しなおすこと)による解約についても十分に検討しましょう。
  • 保険料は長期に払い込む必要があります。生活環境や収入の変化も考慮し、将来にわたって保険料を払い込めるか確認しましょう。
  • 年齢、家族構成の変化に伴い、保証ニーズも変化することがあります。一度選んだ生命保険でも、保証ニーズの変化に合わせて見直していくことも重要です。
◎消費生活相談(無料)を行います。ご利用ください。
□日時
12月8日(水)(毎月第2水曜日) 午前10時〜正午/午後1時〜午後4時
□場所
中央公民館本館205号室
□問い合わせ先
産業課 TEL (48)1111(内234)

※知多県民生活プラザでも消費生活相談を行っています。
月曜日〜金曜日 午前9時〜午後4時30分 TEL (23)3300