広報あぐい

2010.11.15


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(77)〜

□問い合わせ先 学校教育課 TEL (48)1111(内202)

実践発表会

プロジェクトの取り組みを全国へ発信

10月29日「第2回阿久比町幼保小中一貫教育実践発表会」を開催し、県内外の保育・教育に携わる方や地域・保護者の方など約600人の参加がありました。

午前中は、ほくぶ幼稚園、草木保育園、中部保育園、東部小学校、英比小学校、阿久比中学校で、公開保育・公開授業を行いました。園児と児童・生徒の交流、食育や性教育、教科の重点項目を押さえた授業など、一貫教育プロジェクトで進めている取り組みを紹介しました。公開をしていない保育園の園児、小学校の児童も交流に出掛けました。

コミュニケーションを大切にした授業
(英比小学校)

園児と中学生との交流
(ほくぶ幼稚園)

園児と小学生の交流
(草木保育園)

栄養教諭とクラス担任合同の食に関する授業
(阿久比中学校)

午後は阿久比中学校で全体会を行いました。前半は体育館やアザレアホールを12のブースに分けて、プロジェクトを進めてきた保育士と教員が、ポスターセッション(部会発表)を行いました。「あいさつ運動」や「カリキュラム(授業などの指導方法)」などを説明し、参加者から質問や意見を受けて、発表者は自らの実践を振り返る、よい機会となりました。

後半は「子どもたちの未来をつむぐ」をテーマに、川上昭吾愛知教育大学名誉教授の進行で、安彦忠彦早稲田大学教授、秋田喜代美東京大学教授、竹内啓二町長が幼保小中の役割と連携についてのパネルディスカッション(教育を語る会)を行いました。それぞれの色合いに染めた縦糸と横糸をつむいでいくと一枚の彩り鮮やかな布が織り上がります。幼稚園・保育園、小学校、中学校の役割を“縦糸”、保護者、地域、行政の役割を“横糸”と捉え、幼児期の子育ての大切さ、園・学校と家庭・地域の役割分担の必要性や行政のかかわりについて議論が交わされました。

パネルディスカッション
(教育を語る会)

ポスターセッション
(部会発表)

多くの方が、阿久比町の子育てを真剣に考え、子どもたち一人一人に真正面から向き合って接していけば、子どもたちはきっと大きく成長していけるだろうと確信しました。プロジェクトには「地域の宝、日本を担う人間」に育ってほしいという願いが込められています。「幼保小中一貫教育は阿久比の未来」を合言葉に、これからも実践活動を進めます。

なお、10月29日に公開をしなかった保育園・小学校も、この日の前後で公開を行い、子育てを考える企画を行っています。その様子は、次号で紹介します。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)