広報 あぐい
2010.08.01
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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト

〜全国へ発信(70)〜

 

幼稚園・保育園生活から小学校生活へのスムーズな移行には、保育士や教員の共通理解が大切であると考えています。阿久比町幼保小中一貫教育プロジェクト幼児教育研究部会では、小学校の教員が幼稚園や保育園の指導を、逆に園の教員や保育士が小学校の指導を現場で体験し、肌で感じるために、「小学校体験研修」と「保育園体験研修」「幼稚園体験研修」を行っています。


小学校体験研修

3月に幼稚園・保育園から送り出した年長児の担任を中心に小学校へ出掛け、1年生の学校生活の様子を見たり、学習の補助をしたりする「小学校体験研修」が、1学期に以下の日程で行われました。

園と小学校での生活の様子や指導の内容の違いを理解した上で、園では子どもたちをどうやって小学校へ送り出すべきかを考える機会となりました。また、授業後に園と小学校との情報交換や意見交換を行い、共通理解を深めました。

5月13日(木)   ほくぶ幼稚園     草木小学校
5月21日(金)   北原保育園、英保育園、城山保育園、ほくぶ幼稚園     英比小学校

5月26日(水)   草木保育園     草木小学校
5月27日(木)   中部保育園     南部小学校
5月28日(金)   ほくぶ幼稚園     南部小学校
6月1日(火)   東部保育園     東部小学校
6月4日(金)   宮津保育園     東部小学校
6月8日(火)   ほくぶ幼稚園     東部小学校
    南部保育園     南部小学校
〈保育士・幼稚園教員の感想から〉(一部抜粋)
話を聞くときの、小学校の先生の言葉「椅子を引いて、おなかにグー、足ペッタン、背中はピン」が、子どもたちに分かりやすく、ぜひ参考にしたいと思った。
就学してからの姿を見て、在園時代の姿と比べながら情報交換をしっかりとできたので、よかった。
園生活に比べてずいぶんリズムが速く「自分のことは自分でする力」「人の話を聞く力」「持ち物の整理整頓をする力」などをつけておく必要があることをあらためて感じた。
今回の体験研修で、小学校の先生と直接会って話したことで、親しみも感じ、今後も就学に向けての連携、交流を続けていきたい。

小中学校教員による保育園体験研修・幼稚園体験研修は、夏休みに行う予定です。その様子は、後日紹介します。

□問い合わせ先
学校教育課 TEL (48)1111(内202)


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