広報 あぐい
2006.12.01
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猫の適切な飼い方・餌の与え方

 

猫の飼い主の方へ

猫は犬と違い、「つないで飼う」義務はなく、放し飼いにしている方がいます。


 外に出せば

1.他人の家・敷地内に侵入し、荒らす(花壇を掘り返す、ふん尿をする、台所に入るなど)

2.ゴミ捨て場で、ゴミをあさることにより、環境衛生が悪化する。

3.避妊・去勢手術をしていない場合、年3回も子猫が産まれてしまう(産ませてしまう)。

など地域の大きな環境問題や、子猫の飼い主探しなどの問題に直面します。


 猫にとっても

1.交通事故の危険性

2.ほかの猫とのけんかなどによる伝染病(猫エイズなど)の感染による寿命の短縮

3.ノミ・ダニなどを付けて自宅に帰ってくる

など好ましくありません。

ケージ飼いを行うか、室内のみで飼育し、発情によるトラブルや避妊・去勢を行い飼育してください。


飼い主のいない猫に餌を与えている方へ

餌を与えるには責任ある行動が重要です。

1.餌を与えるのと同時に、野良猫をいったん保護し、避妊・去勢手術を行い元の場所に帰す。

2.帰す際は、地域の方に「避妊手術をしてあるので、次世代は生まれないこと」。「野良猫は、5〜6年程度しか生きられないので順次少なくなっていくこと」。「ふん尿の始末も行い迷惑をかけないよう努力する」など説明し、理解を求めることが大切です。

3.餌を与える際、その場所に餌があることが知れ渡ると、猫を捨てていく人が出るので、人の目に触れないような場所を選択することも重要です。

4.排せつ物についても「猫トイレ」を餌場の周囲に用意し、近隣住民の敷地内で排せつしないよう配慮してください。トイレは定期的に必ず清掃し、周囲の環境を悪化させないように努めましょう。

□問い合わせ先
環境衛生課 TEL (48)1111 (内317)


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