広報 あぐい
2006.10.15
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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 (48)

□問い合わせ先  防災交通課(内208)

公共交通機関と帰宅困難者


支援が受けられる場所を示すステッカー

9月28日に東京駅で発生した電気系トラブルは、20万人にも及ぶ利用客に影響が出ました。

この地方でも、大雨や大雪、人身事故などで、公共交通機関がストップすることがあります。阿久比町で東海地震や東南海地震が発生した場合、約1,500人の帰宅困難者が予想されます。

公共交通機関がストップして勤務先や学校から自宅へ帰れない「帰宅困難者」について、徒歩で帰宅できるよう「阿久比町帰宅困難者支援ルートマップ」を作成しました。このマップは、災害時に公共交通機関がストップし、徒歩で帰宅する人のために、どの道を通って、どこで支援が受けられるかを参考に示したものです。

ルートは、隣接する市町と調整をし、公共施設や避難所を表示しました。

愛知県が災害協定を締結し、支援(水、トイレ、支援ルートマップの提供)が受けられる場所として、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、郵便局が表示してあります。

事業所や学校では、安全に従業員や生徒を帰宅させるために、帰宅困難者への対策は重要です。

県立阿久比高校では、生徒が高校生の視点で、自分たちがどの道を通って帰宅するか、目標物は何かなどを検討し、「災害時徒歩帰宅支援ルートマップ」を作成しました。

町外へ通勤・通学している方は、帰宅ルートの選定と支援の場所の確認、家族との連絡方法を決めておくことが大切です。


マップで帰宅ルートの確認を

※上記マップは公共交通機関で帰宅が困難と予想される場合などに、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、郵便局で配布されます。



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