2022.02.01
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□問い合わせ先 | 建設環境課環境係 | TEL (48)1111(内1211・1212) |
板山地区にある「板山高根湿地」には、珍しい昆虫や貴重な植物が生息・生育するなど、知多半島でも貴重な自然環境が残っています。このコーナーでは、板山高根湿地に生息・生育する昆虫や植物、ボランティアの活動内容などについて紹介します。
11月から12月にかけて、草の刈り込みを行い、春先に、種子から発芽するものや多年草の新芽が出てくるのを待ちます。阿久比町は年に1、2回ほど、少しですが積雪します。湿地では日陰など場所によって4、5日も雪が残る場所があり、その都度景色の変化を楽しむことができます。また、この時期は、2、3組のメジロのペアを見かけますが、積雪時には40羽ほどのメジロの大集団に遭遇することもあります。湿地内の熟しているヒサカキの実を狙って集まってきており、数の多さに圧倒されます。
この時期の植物はほとんどが冬眠状態ですが、12月から2月にかけて、カンアオイ(ウマノスズクサ科)を見ることができます。多年草で、ハート型の葉っぱの付け根に花が咲いているように見えますが、花弁ではなく、柿のへたに似ている3枚の萼片です。葉をかき分けて探さなければ分からないぐらいひっそりと咲き、成長が遅いためなかなか増えないと言われていますが、観察をしていると3、4年でかなり株も大きくなります。種子は非常に小さく、23個から25個ほど入っています。
カンアオイと言えば時代劇の「水戸黄門」でおなじみの徳川家の家紋「三つ葉葵」です。特に東アジアから東南アジアに多く分布し日本には5節・59種が自生しているとのことです。
□問い合わせ先 | あるある講座クラブ | TEL 090(3850)3412 |
たくさんのお雛さまと吊るし飾りが、日本古来のみやびな空間へ皆さんをご案内します。
▽来場の際にはマスクの着用、検温、手指の消毒にご協力ください。
▽受付時に「氏名」「住所」「連絡先」を記入してください。
▽密集を避けるため、会場内は常時40人以内に人数を制限します。
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