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2021.10.01


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連載第7回 あなたの健康をサポート!
〜町内在勤の理学療法士が介護予防や健康維持に役立つ体操をお届け〜

□問い合わせ先 阿久比町地域包括支援センター TEL (48)1111(内1127・1128)

新型コロナウイルスによる生活様式の変化により、外出機会が減り、体力が落ちてしまったという方が多いのではないでしょうか。自宅でできる簡単な体操を月1回紹介します。皆さんの健康維持や介護予防に役立ててください。

■協力
阿久比リハビリネットワーク 介護老人保健施設 メディコ阿久比
認定理学療法士(介護予防)榊原和真
■問い合わせ先
阿久比町地域包括支援センター TEL (48)1111(内1127・1128)

腰痛を感じたことはありますか。人生の中で一度は腰痛を経験すると言われていて、慢性的な腰痛を抱えている方もいます。腰に過度な負担がかかることで起こり、特に姿勢が悪いと腰に負担がかかりやすいため、腰痛が起こりやすくなります。

椎間板など、腰の前側に負担がかかっている可能性があります。猫背の方や、長時間座る仕事の方、前かがみで行う作業の多い方に多いです。椎間板ヘルニアの危険性があるため、反る運動で、腰の負担を分散しましょう。

椎間関節など、腰の後ろ側に負担がかかっている可能性があります。反り腰の人に多く、骨に負担がかかり分離症やすべり症になる危険性もあります。丸める運動で、腰の負担を分散しましょう。

ゆっくり行うことが重要です。朝は椎間板に含まれる水分量が多いため、行わないようにしましょう。

股関節周囲の柔軟性がなくなると、腰に負担がかかります。

身体を柔らかくすることと、おなか、背中の筋肉を鍛えることが予防につながります。

※回数は少しずつ増やしましょう。

「前かがみになったときに痛い」「反らせたときに痛い」「痛くて動けない」「何もしなくても痛い」など、痛みもさまざまです。どんなときに痛みが出るか自分自身で把握することで、対策もしやすくなります。痛みが強くて動けない、何もしなくても痛いときは速やかに病院を受診しましょう。