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2021.03.01


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阿久比町の面白い自然を
知ってほしい

大橋秀夫さんは、自費出版した冊子『阿久比の自然散歩2020 新美南吉の自然観察眼で』を町へ200冊寄贈し、町長を表敬訪問しました。冊子には大橋さんが町内を散歩している中で見つけた植物のほか、歴史や言い伝えについて詳しくまとめられています。大橋さんは「面白い植物が阿久比町にあることを町民の方に知ってもらいたい」と笑顔で話しました。冊子は中央公民館本館や町立図書館で配布しています。

コロナ禍の静かな「寒干し」

卯之山津島神社境内の老人憩の家で阿久比谷虫供養行事の「寒干し」が行われました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、行事を縮小し、念仏や花や果物などのお供えの奉納が取りやめられ、掛け軸の寒干しのみを行いました。

今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、虫供養が中止となり、寒干し行事も縮小となってしまいました。令和3年度は盛大に行うことができるよう願うばかりです。このコラムでは「そもそも虫供養ってどんな行事?」という方のために簡単に解説します。

虫供養は、農作業で犠牲になった田畑の虫を供養するために念仏をしたのが始まりと言われています。平安時代の終わりごろから阿久比町でも行われるようになり、800年以上の歴史があります。

虫供養は当日を迎えるまでに1年をかけてさまざまな行事が行われます。1月16日、17日に行われた「寒干し」もそのひとつです。そのほか、虫供養後に行われる「引継ぎ式」や7月の土用に行われる「土用干し」などがあります。

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