第183号 令和元年11月1日発行

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渡辺 功 議員(新政会)

渡辺 功 議員

ゴミ問題

PRに努める

 家庭系ごみ減量化計画に基づき、1人1日当たりのごみ量20%削減を目標に各種施策に取り組み、削減できない時には、令和2年度以降にごみ有料化を実施するとなっている。
 ごみ減量化実施計画の進捗状況。
 【町長】現時点では目標値との差が大きく達成が困難な状況だが、残された期間もPRに努め目標達成に向けてご協力をお願いする。
 廃プラ袋の値下げ、生ごみ堆肥化装置購入費補助の効果。
 【町長】廃プラごみは平成30年7月からの9か月間で平成27年度に比べ3.9%多く収集でき効果があった。生ごみ堆肥化装置購入費補助金の効果は目に見えるほどの効果は出ていない。
 草や剪定枝の出し方や収集方法・処理方法の検討状況。
 【町長】クリーンセンターで焼却処分しているが、リサイクルについても近隣市町の処理方法などを研究し慎重に検討する。
 環境審議会での議論経過。
 【町長】環境審議会は、平成29年度に3回開催し阿久比町家庭系ごみ減量化実施計画を策定した。
 令和2年度には実施計画の検証をするため開催を予定している。
 ごみ処理手数料の有料化を実施している市町。
 【町長】知多管内では常滑市・知多市・東海市・東浦町の3市1町が実施しており、半田市は令和3年4月のごみ有料化の導入を検討している。
 有料化実施の自治体では、ごみ減量化に繋がっているか。
 【町長】東浦町では4月から有料化を実施し可燃ごみは、月平均18.8%の減量となっており効果が出ている。
 資源ごみの現状と課題。
 【町長】回収量は年々減っており、若年層のペーパーレス化とスーパーマーケット等で回収していることも減少の原因だと考えている。
 課題はリサイクルにも費用がかかり、その費用が上がる傾向にあるので、3Rのうちのリデュースの「できるだけ無駄なごみを減らす取り組み」を町民にお願いする。
 小型家電の回収量や再資源化の状況と費用。
 【町長】使用済小型家電1万1,355㎏・精密機械991㎏・パソコン172台・携帯電話54台で、費用69万9,840円。
 粗大ごみ収集費用。
 【町長】平成30年度の決算額は収集運搬業務515万1,600円、監視業務246万1,104円、合計761万2,704円である。
 令和元年度の予算額は集収運搬業務627万円、監視業務118万8,000円、合計745万8,000円である。
 再利用の状況。
 【町長】電子レンジ・DVDプレーヤー等の家電・健康器具・椅子・テーブル・ペット用の檻等、年間で216点が再利用となった。
 今年度収集方法を各地区1回に変更した理由。
 【町長】各地区1回土曜日の午前8時から正午に変更した理由は、町民の方に粗大ごみを出していただく機会を増やすためである。
 4回出す機会が増えたので有効に活用してほしい。

町道矢高横川線

方向性を決定する

 町道矢高横川線は、通行止めの状態が続き、生活道路としての機能が果たせていない。
 本工事の全体概要。
 【建設経済部長】本体工事の町道矢高横川線事業費5,688万4,680円、町道2141号線などの関連工事の事業費が2,160万6,480円で合計7,849万1,160円。
 何が問題なのか。
 【建設経済部長】道路形態が変わることや、道路計画の説明が十分でなかった点と、工事期間中に事前周知を十分せず工事区間を迂回路として使用したことで、通勤通学時間帯での安全面を不安視する意見が、地元行政協力員を始め多くの方からあり、開通の延期を決定した。
 対応策と今後の展開。
 【建設経済部長】今後は全体説明会を開催し、アンケートにより意見を伺い、その結果を参考に各地区の方向性を出し、4地区の意見を参考に町の方向性を決定する。

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