10月22日 | 東京都千代田区 読売新聞社 東京本社 | |
10月23日 | 神奈川県 葉山町議会広報常任委員会 |
読売新聞社 東京本社
【社内見学】
東京本社内では、各階が吹き抜け構造となっており、緊急事案発生時には、吹き抜け部分から他部署の動きが確認できる。
*定期時に紙面づくりの打ち合わせは、オープンスペースで行われる。
*各部署の仕切りがなく、見渡せる配置になっている。
*いたるところにテレビの画面、時計があり、世界の状況と時刻が常にわかるようになっている。
*大規模地震発生当時の取材の困難さや、写真がパネルで展示されている。
【模擬取材体験】
新聞記者として仮想の街で取材をし、新聞紙面に記事を掲載するまでのプロセスを模擬体験するもの。
①仮想の街を、取材用のタブレットから覗くと様々な人物が現れる。
②ポイントになる人物に的確な質問をすると有力情報が得られる。
③取材から紙面記事にするまでの締め切り時間が短いため、取材した内容を瞬時に捉える必要がある。
④インパクトのある見出しや、キャプションに反映され、魅力ある記事になる。
神奈川県 葉山町議会
雑誌『議会人』の中で市町村議会広報クリニックのページに掲載され、広報紙を構成する多様な内容は議事公開の広報等平均レベルを超えていると評価されている。
*10月現在 人口3万3233人。
*議員定数14人。
*議会広報委員会は常任委員会である。
*委員会定数は議員の半分の7人。
*各委員長、副議長も委員となっている。
*一般質問の仕方は、一問一答方式と一括質問一括答弁方式どちらかを選んで行う。
*定例会終了後から発行日までは、約30日。
*音声の文字起こしは業者発注で、納期1週間。
費用 1時間1万4,040円×人数。
*質問した議員がそれを基にして自作した原稿を、議会広報常任委員会で編集する。
*行政の広報紙とは別物であると捉え、行政とは違う観点や独自性を考ている。
*専門用語は注意し、中学生でもわかる表現にしている。
*任期は2年だが全員で広報紙を作る気持ちで取り組んでいる。
*町広報紙とは別日に業者のポスティングにより全戸配布と、町内17カ所の公共施設に設置。
*直近の行事を掲載するようにしているが、町の広報紙と重ならないようにしている。
横浜近郊で、皇族の御用邸を有するといった環境の違いはあるが、人口や議員定数は似ている町であり、住民目線を大事にすることに違いはない。
(都築 清子 議員)