一般質問 町政を問う > 田中千代子 議員
(菫の会)
問 住み慣れた地域で暮らし続けるために
答 地域ぐるみで支え合う仕組みづくりを考える
団塊の世代が75歳となる2025年をめどに、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを最後まで続けることができるよう「地域包括ケアシステム」の構築が各自治体で取り組まれている。
取り組み状況と課題は。
地域包括ケア推進協議会を立ち上げる。
課題は、活動の場や担い手が不足していること。
地域ケア会議の状況は。
地域包括ケア推進協議会で検討していく。
医療、介護機関の連携は。
関係機関との勉強会を開催し、医療と介護の連携を図っていく。
支援・介護の改善実績の向上に向けた取り組みは。
ケアプランチェックなどにより適正な介護サービスの提供に努めている。
認知症施策の状況は。
認知症サポーター養成講座、認知症予防教室、認知症介護家族の交流会、各種徘徊高齢者の対策事業を実施している。
生活支援サービス体制の取り組みは。
地域の実情に応じ、社会資源を活用して、切れ目のないサービスができる体制を検討する。
地域ぐるみで取り組む介護予防の状況は。
地域での「サロン」は、高齢者の居場所として有効な介護予防になっている。地域ぐるみで支え合う仕組みづくりを考えていく。
問 阿久比町の保活
答 保育園入所条件の見直しなし
保活に失敗したママがアップした「保育園落ちた。日本死ね!」というブログが国会でとりあげられ、大きな話題となっている。本町の保育園入園に関する課題は。
保育園入所申込をした人数と入所した人数。
0歳〜2歳児125人、3歳〜5歳児193人。入所した人数は、0歳〜2歳児は107人、3歳〜5歳児177人。
入所を予定していた保育園から他の保育園に転園を余儀なくされた事例がある。その経緯と問題点は。
今回の事例は転園ではない。自由契約の入所決定は、保育を必要とする児童の数が確定した後になる。申し込みされた方に説明し、理解を得ることが必要だった。
保育園入所条件に、「全ての保護者が各自で社会保険に加入している必要がある」とあるが、この条件を変更する考えは。
増加する保育ニーズに対応するため必要な条件である。