第165号 平成27年5月1日発行

一般質問 町政を問う > 沢田 栄治 議員

沢田 栄治 議員

沢田 栄治 議員

問 除塵機

答 改築の予定


 町内には、3カ所の除塵機が県の施設として設置稼働している。
 構造の安全性、排水性は。

問

 除塵機の設置理由。

答

 河川構造令により、伏せ越し構造の河川の上流部には、ゴミ等の流入防止として、除塵機の設置が望ましいと規定されている。

問

 除塵機3基の構造と設置時期。

答

 3基とも構造は、前面降下前面掻き揚げ式、設置は昭和55年3月完成。

問

 今まで改修した経緯と内容。

答

 平成12年の東海豪雨を期に、スクリーン、操作盤、ベルトコンベア、ガソリンエンジン駆動から電動機駆動にそれぞれ改修。

問

 今後設備改修計画の内容。

答

 平成27年度より、矢勝川、英比川、前田川の順で除塵機の改築の予定。

問

 機能不能時、地域への影響。

答

 スクリーンにゴミ等が溜まり、流れが止まるため、上流部の低地では湛水や浸水の恐れがある。

問

 耐震性の調査。

答

 改築予定のため、耐震調査は行っていない。


問 阿久比排水機場設置計画

答 周辺宅地の水害防止

問

 排水機場の設置理由。

答

 現在の排水機場は、昭和55年度に完成している。農地が水につかることによる被害を防止するため設置された施設で、周辺宅地の水害防止にも大きな役割を果たしている。

問

 新排水機場設置計画の内容。

答

 事業名称は「たん水防除事業阿久比二期地区」で排水機場を植大工区と英比工区それぞれに設ける。
 排水ポンプは、植大工区が口径1.5mで毎秒4.5t、英比工区が口径1.2mで毎秒3.23tの排水能力を有し、原動機はエンジンで停電時も運転が可能となる。

問

 今後地域にどんなメリットがあるか。

答

 排水機場の更新により、排水能力が向上するほか、排水機の供用年数が大幅に延長されるので、農地のたん水被害防止とあわせて、周辺宅地の水害防止が、今後長期間にわたって図られる。


問 地方創生

答 人口減少の対策

問

 本町の地方創生の必要性。

答

 地域の存立基盤に関わる問題である人口減少に歯止めをかけるために、早期の対応と町全体として問題意識の共有をしながら地方創生に取り組む必要がある。

問

 地方創生の手段。

答

 具体的な手段については、平成27年度中に策定する地方版まち・ひと・しごと創生総合戦略に明示していく。

問

 総合戦略の骨子と予算

答

 人口減少と地域経済の縮小を克服するため様々な施策を策定する。「地域消費喚起・生活支援型」事業としてプレミアム商品券事業1億2,398万3千円と、「地方創生先行型」事業として、地方創生事業1,424万3千円を実施する。