第165号 平成27年5月1日発行

一般質問 町政を問う > 杉野 明 議員

杉野 明 議員

杉野 明 議員

問 今後の予防介護

答 実施に向け体制整備を図る


問

 中央社会保障推進協議会が実施したアンケートの「要支援1・2サービスの地域支援事業への移行の見通しはあるか」の項目で、74%の自治体が「実施の見通しがたたない。できない」と回答しているが、阿久比町は具体的にどのような見通しをもっているか。
 予防通所・訪問介護事業の実態と今後の見通し、タイムスケジュールは。

答

 予防通所介護の給付費は27年度から3年間で8,722万9千円。予防訪問介護の給付費は27年度から3年間で2,254万5千円を見込む。
 介護予防・日常生活支援総合事業が、平成29年4月から実施予定で、今後2年間で新総合事業に移行するため、サービスを類型化し、その基準や単価を定め、NPO、ボランティア等の体制整備を図る。

問

 法改正が町財政に与える影響。財政措置。

答

 総合事業では、27年度の754万6千円から新しく移行する29年度では3,835万2千円を見込んでいる。
 財源構成は変更ない。


問 地域の特性

答 地域創生事業による支援

 矢勝川の彼岸花が有名になり、昨年は植大の権現山にも多くの観光客が訪れた。中学生や地域を愛するボランティアの整備の成果である。住民のまちづくりへの意欲を尊重し、町が支援することでまちづくりが広がっていく。

問

 地域の特性を生かしたまちづくりをどう考えるか。積極的支援は。

答

 住民税1%町民予算枠制度において、白沢地区、植地区、草木地区、宮津地区で、地域の特色ある活動を住民と行政が協働し、実践している。
 平成27年度に、まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る地域住民生活等緊急支援のための交付金により、総合戦略策定事業及び観光資源開発に関する事業を予定し、地域の特性を生かしたまちづくりの支援を行っていく。