第164号 平成27年2月1日発行

可決  
阿久比町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正

反対討論

杉野 明 議員

 人事院勧告に伴い、議員の期末手当を0.15カ月分引き上げるもの。
 大企業が利益を上げる一方で、物価の高騰で労働者の実質賃金は下がっている。
 安倍総理は雇用者を増やしたと言うが、増えたのは非正規労働者で、正規労働者は減っている。
 こうした状況の中で、議員の期末手当の引き上げには賛同できない。
 なお、特別職及び教育長の期末手当を引き上げることにも同趣旨で反対。

反対討論

沢田 栄治 議員

 人事院勧告による一般職の給与等の引き上げを受け、阿久比町議会議員の期末手当の額を0.15カ月分引き上げることは、大手企業では賃金水準が回復しているが、中小企業との賃金格差にはまだまだ大きな開きがある。さらに、消費税が8%になり収支のバランスは改善されていない。
 町民から負託をうけ活動している議員として、議員も身を切る覚悟で臨みたい。

     
可決  
阿久比町一般会計補正予算

反対討論

杉野 明 議員

 第185回臨時国会において、農業の構造改革を推進するため、各種関連法案の改正が成立した。
 これは、農業規模拡大とコスト削減に連動したTPP対策であり、農地集約事業から農業委員会を事実上排除し、農村の解体や中山間地の荒廃を進展させかねないもの。
 農業委員会費に計上されている基幹システムプログラム改修委託料は、TPPをにらんだ農家の各種基礎データの集約を図るものであるため、反対。