第163号 平成26年10月15日発行

採択  
定数改善計画の早期実施と義務教育費国庫負担制度の堅持及び拡充を求める意見書

提出者 勝山 制 議員

要約

 未来を担う子どもたちに、きめ細かに対応するため、少人数学級のさらなる拡充を含めた定数改善計画の早期実施が不可欠である。
 また、全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられるための国庫負担は、国が果たさなければならない大きな責任の一つである。
 よって、定数改善計画の早期実施と、義務教育費国庫負制度の堅持、拡充に向け充分な教育予算を確保されるよう強く要望する。

採択  
国の私学助成の増額と拡充に関する意見書

提出者 鈴村 一夫 議員

要約

 私立学校は、国公立学校とともに国民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っている。
 よって、国の責務と私学の重要性にかんがみ、父母負担の公私格差を是正する就学支援金を一層拡充するとともに、併せて、私立学校振興助成法に基づく国庫補助制度を堅持し、私立高校以下の国庫補助金とそれに伴う地方交付税交付金を充実し、私立高等学校以下の経常費補助の一層の拡充を図られるよう強く要望する。

採択  
愛知県の私学助成の増額と拡充に関する意見書

提出者 都築 重信 議員

要約

 私立学校は、公立学校とともに県民の教育を受ける権利を保障する上で重要な役割を担っている。
 よって、父母負担軽減に大きな役割を果たしている授業料助成を拡充するとともに、経常費助成についても国から財源措置のある「国基準単価」を土台に、学費と教育条件の「公私格差」を着実に是正できる施策を実施することを強く要望する。

採択  
「手話言語法」制定を求める意見書

提出者 二井 登喜男 議員

要約

 手話は、ろう者にとって、大切な情報獲得とコミュニケーションの手段であるが、ろう学校では禁止され、社会では差別されてきた歴史がある。
 よって、国においては、手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子どもが手話を身につけ、手話で学べ、自由に手話が使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備を目的とした「手話言語法(仮称)」を制定することを強く求める。


海老名市立大谷小学校のトイレ
多目的トイレ(上)
一般トイレ(下)

 海老名市では学校のトイレ改修の視察で、すべての学校のトイレが明るく清潔に改修されていた。
 床はシート貼りで、多目的トイレの便器は温水シャワー付であった。
 阿久比町の学校トイレ改修の参考になるものと考えられる。
 中井町では学校給食センターの民営化についての視察を行った。
 給食の調理と、それに付随する業務が民営化されていた。
 業者は入札により決められ、社員食堂経営会社、仕出し屋、弁当屋等から応募があり、現在は横浜の業者が行っている。

(山本 和俊 議員)



軽井沢町 庁舎前にて

 議会基本条例を制定、通年議会を導入し、議会改革・議会活性化に取り組んでいる両町ヘ視察を行った。
 議会基本条例には、議会・議員の活動原則や議会と町民との関係などが明文化され「信頼される議会」「開かれた議会」を目指している。議会後、町民への議会報告会を開催し、情報公開を行っていた。
 通年議会は、会期を1月から12月とし、本会議がいつでも議会主体で再開でき、チェック機能の強化、民意の反映、災害時緊急対応など、議会が主体性、機能性を高めるというものであった。
 本町の議会改革の取り組みにおいて参考になる視察となった。
 帰路、集中豪雨による南木曽土石流事故に遭遇し、長時間かけて帰宅した。

(竹内 一美 議員)