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    平成29年3月定例会 町長所信表明

    • [更新日:
    • ID:3795

    阿久比町に住んでみたい。住みつづけたいと思われる町にするために

    3月2日に開かれた平成29年阿久比町議会第1回定例会の冒頭で竹内啓二町長が、平成29年度の施政方針を述べました。(抜粋して掲載します。)

    新庁舎建設事業を完了できるのも、町民の皆さまや関係各位の温かいご理解、ご協力のおかげです。深く感謝とお礼を申し上げます。

    新庁舎建設事業は完了しましたが、今後は公共施設などの長寿命化を図るため、計画的に維持管理を進める必要があります。特に給食センターは現施設の老朽化に加え、今後増加する児童・生徒数に対応するため、新給食センターの建設が急務となっています。

    また、避けられない高齢化の進行に加え、本町では子どもの増加などによる社会保障関係経費のさらなる増加も大きな課題となっています。

    そのような中、さまざまな事業を着実に推進していくには、安定的かつ健全な財政基盤を確立し、維持することが不可欠です。本町の将来を見据えながら真に必要な事業を選択し、限られた財源を適正に配分することが重要です。

    引き続き効率的な行財政運営に努め、収支均衡を図るため、これまで以上に施策の点検と経費の縮減などの徹底に努めていきます。

    第5次阿久比町総合計画の第7年次として「みどりと共生する快適生活空間・あぐい」を実現するため、次に掲げる施策を目標として予算を編成しました。

    (1)住みつづけたい快適なまちづくりのための推進施策

    本町の魅力である「自然の豊かさ」と「都市の豊かさ」のハイブリッドを生かすため、適正な土地利用への誘導、市街地、公園・緑地、水道施設の耐震化を進める。併せて道路・交通網、道路舗装・橋梁などの整備も進める。

    (2)みどりと共生する安全なまちづくりのための推進施策

    ホタルが生息できるみどり豊かな自然環境を保全するため、下水道の加入促進、ごみ減量化など循環型社会の形成に努める。あらゆる災害に強い安全・安心なまちづくりを進めるため、防火・防災・防犯体制の充実を図る。

    (3)人にやさしい健康・福祉のまちづくりのための推進施策

    次代を担う子どもが健やかに成長できるように、地域ぐるみの子育てを支援する。高齢者福祉や介護、障がい者施策の推進に努め、健康づくりや保健事業などの積極的な展開と医療体制の充実を図る。

    (4)人を育てる教育・文化のまちづくりのための推進施策

    校舎の修繕、児童・生徒数の増加に対応する給食センターなどの施設整備に努める。子どもたちの健やかな成長のため、幼・保・小・中一貫教育の発展を目指す。公民館、スポーツ村などを活用した、生涯学習の各種事業内容の充実を図る。

    (5)活力ある産業のまちづくりのための推進施策

    農業・商業・工業の振興施策の展開、土地改良事業の推進、工業用地の確保に努める。愛知県が全国で初めて採用した有料道路コンセッションによる阿久比パーキングをチャンスと捉え、民間活力を生かした観光と産業振興につなげる。

    (6)みんなでつくる参画と協働のまちづくりのための推進施策

    「住民税1%町民予算枠事業」など、住民と行政が協働するまちづくりを進めるとともに、町民のふれあいの機会を設けるコミュニティ活動を展開する。


     

    みどり豊かで子育て世代にぴったりの町として、町外から多くの方をお迎えできていることを大変うれしく感じています。人々の価値観もニーズも多様化してきている今だからこそ、多くの町民の皆さまの声を大切にして、真摯(しんし)に行政に反映させていきたいと考えています。現状に満足することなく施策を実施し、効率的な行財政運営に努めます。

    今後も、皆さまに「阿久比町に住んでみたい。阿久比町に住みつづけたい」と思っていただける町にするため、これからも全力で取り組んでいきます。


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    阿久比町役場町長の部屋(人事秘書係)

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