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    平成24年3月定例会 町長所信表明

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    「夢と希望」を持って進む

    3月2日に開かれた平成24年阿久比町議会第1回定例会の冒頭で、竹内啓二町長が、平成24年度の町政運営について所信表明を述べました。抜粋して掲載します。

    我が国は、昨年3月11日に起きた東日本大震災により、国難と呼べる事態に陥りました。自然の猛威と科学技術に対する過信が招いた大きな災禍に、人間の力のもろさを感じ、その衝撃は今なお、私たちの心に重くのしかかっています。多くの日本人は「生と死」について真剣に向き合い、「今生きていることの幸せや大切さ」を感じたのではないかと思います。被災地の一日も早い復興と、被災された方々に安定した生活が戻られることをお祈りし、引き続き支援するとともに、本町の防災・減災対策を強化していきたく思います。

    平成24年度は、引き続き効率的な行財政運営に務めていかなければなりません。新保育所や新庁舎の建設など大きな財源を必要とする事業を着実に推進していくためには、安定的かつ健全な財政基盤を確立し、維持することが不可欠です。厳しい財政環境を踏まえ、住民に身近な行政主体として、積極的に施策を展開する一方、事業仕分けや行政評価などを行い、これまで以上に施策の点検・無駄の排除などの徹底に努めてまいります。

    職員一人一人が経営感覚を持ち、全職員の英知と創意を結集し、第5次総合計画の第2年次として、「みどりと共生する快適生活空間・あぐい」を目指す事務事業を推進し、次に掲げる施策を目標として、予算を編成しました。

    住みつづけたい快適なまちづくりのための推進施策

    適正な土地利用への誘導、市街地、公園・緑地、第三供給点など水道施設の整備および緑化の推進など安全・安心な住民生活や活発な産業活動などの基礎となる都市基盤整備を計画的に進める。また、道路・交通網の整備と併せて循環バスの試行運行を実施する。

    みどりと共生する安全なまちづくりのための推進施策

    河川浄化、下水道の促進、ごみ減量化、リサイクルの推進など循環型社会の形成に努め、交通安全や防犯、消防・防災などの安全・安心対策を強化し、みどりと共生する安全な生活環境の整備を図る。

    人にやさしい健康・福祉のまちづくりのための推進施策

    新保育所の建設を推進するとともに、次代を担う子どもたちの子育てを支援する。また、高齢者福祉・介護施策全般の一層の内容充実および障がい者施策の総合的な推進に努め、健康づくり・保健事業などの積極的な展開と医療体制の充実を図る。

    人を育てる教育・文化のまちづくりのための推進施策

    安全で快適な教育施設の整備と、幼・保・小・中一貫教育を推進するとともに、スポーツ村の活用や生涯学習の各種事業内容の充実を図る。

    活力ある産業のまちづくりのための推進施策

    環境変化に即した多面的な農業振興施策を計画的に展開し、土地改良事業を推進するとともに工業用地の確保に努める。また、商工業の発展や雇用安定のための支援施策を充実し、観光協会を中心に観光振興を図る。

    みんなでつくる参画と協働のまちづくりのための推進施策

    住民と行政が協働した魅力あるまちづくりを進めるとともに、地域主権に対応する自立した効率的な行政経営を推進する。また、新庁舎建設や町政情報の積極的な提供など住民サービスの向上を図る。


     

    昨年の愛知県人口動向調査によれば、本町が人口増加率で一番になりました。町の活性化の基となるのは、その町の人口によるところが大であります。人口増加は大変喜ばしいものと思います。

    今回の予算編成では、まず災害に備え強くなること、住民サービスの低下をまねかないこと、そして、「夢と希望」を持って進むことに重きを置きました。自分たちの町は自分たちでつくり、治める、という自治の原点に立ち返ることが必要不可欠だと考えます。

    このような現状を認識したうえで、町の発展と住民の皆さんの要望に応えられるよう、最善を尽くして努力してまいります。議員各位のご指導ご理解をいただくとともに、住民の皆さんの温かいご支援・ご協力を心からお願い申し上げます。


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    阿久比町役場町長の部屋(人事秘書係)

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